
島根・出雲 大社No.806★★★地図で見る →
稲佐の浜
出雲大社から歩いてすぐ、西を向いた白砂の浜。渚のすぐ沖に丸い岩の島が立つ。神話が書き留められたころから、出雲はこの海岸を日が沈む場所として読んできた。
- 起点出雲市駅
- 約40分一畑バス日御碕線
- 降車稲佐の浜入口(一畑バス日御碕線)
- 徒歩
- 稲佐の浜
場所
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- 弁天島砂浜のすぐ沖に立つ丸い岩の島。鳥居と石段の先に小さな社がある
- 白砂の渚西を向いて湾いっぱいに広がる、幅のある砂浜
- 屏風岩浜の南端をふさぐように立つ、屏風の形の岩
- 出雲大社浜から東へ、平らな道一本でつながる大社
実際の行き方
- 出雲市駅→稲佐の浜入口(一畑バス日御碕線・約40分)。
- 稲佐の浜入口→渚(西へ徒歩1〜2分)。
- 砂浜を端から端まで歩き、そのまま東の道を出雲大社へ。
- 出雲市駅から一畑バス日御碕線
- JR出雲市駅から一畑バスの日御碕線に乗り、「稲佐の浜入口」で降りる。所要は出雲観光協会の案内で約40分。本数の多い路線ではなく時刻表で動く路線なので、出発前に発車時刻を確かめておきたい。
- 出雲市駅へ戻る
- 帰りは道路の山側にある停留所から、同じ日御碕線のバスに乗る。暗くなると本数が落ちるため、夕日を待つなら着いた時点で最終便を控えておくとよい。もう一つの手は、東へ歩いて出雲大社まで出て、出雲大社前駅から一畑電車に乗ることだ。
どんな場所か
稲佐の浜は、島根半島の西の端で日本海に向いている。湾はゆるく弓なりに引かれ、砂は白く、日本の渚百選にも数えられてきた。渚のすぐ沖に立つのが弁天島だ。丸い岩の上に小さな社が載り、潮が引けば歩いて渡れるほど近い。浜の背後の道はそのまま内陸の出雲大社へ通じていて、多くの人は浜と大社をひと続きに歩く。この一帯には門も券売所も開閉時間もない。
おすすめの楽しみ方
日が沈む前の1時間がいちばんいい。濡れた砂が鏡になり、島影が海に黒く落ちる。明るく空いているほうがよければ午前中で、大社までは片道15分ほどの歩きになる。ただし湾は風をまともに受ける。空が曇ると効果はまるごと消えてしまうので、天気だけは先に見ておきたい。
歴史・背景
この浜は、大国主神が国を天つ神に譲ったという国譲りの舞台として、日本最古の史書に記されている。湾の南端に立つ屏風岩は、その交渉が交わされた岩だと伝えられてきた。秋になると、全国の八百万の神々はまずこの砂の上で迎えられ、それから内陸の出雲大社へ向かう。文化庁は、この海岸から望む夕日を「日が沈む聖地出雲」として日本遺産に認定している。
行く前に
- 現金
- 浜そのものは無料で、いつでも入れる。バスの運賃は降車時に車内で払うので、カードに頼らず小銭と小額紙幣を用意しておきたい。
- 行く前に
- 門も閉門時刻もないが、日が落ちれば照明もない。湾は北西の風をまともに受け、波打ち際は起伏が大きく離岸流も出る。泳ぐ浜ではなく、歩く浜だと考えたほうがいい。
- 別ルート
- 松江など東から向かうなら、一畑電車で川跡を乗り換えて終点の出雲大社前駅へ。そこから出雲大社の前を通って西へ徒歩20〜25分で渚に出る。
- 降りたあと
- 停留所は浜を見下ろす幹線道路沿いにある。西へ1〜2分歩けば砂浜が開け、正面に島が立っている。