
本島北部・許田No.1027★★★地図で見る →
ちんすこう
小麦粉と砂糖をラードで結んで焼く、崩れる食感の菓子。琉球王家の台所に始まり、いまは沖縄県の全域を産地として国に登録されている。県で最初の道の駅、許田はそれを探せる公共の場所だ。
- 起点名護バスターミナル
- 約20分路線バス20・120番
- 降車道の駅許田(国道58号のバス停)
- 徒歩
- ちんすこう
場所
沖縄のほかの記事 41件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 道路情報ターミナル国道58号側に立つ建物。道路・観光・医療・気象の情報がまとまっている
- やんばる物産センター駐車場に面した中心の売り場。北部の特産品と県産の菓子が並ぶ
- 農産物売り場夏はパインとマンゴー、冬はタンカン。季節で棚ががらりと変わる
- 食堂沖縄そば、天ぷら、サーターアンダギー。その場で食べていける
- 観光チケット窓口県内の水族館などの入場券を割引価格で扱う
実際の行き方
- 名護バスターミナル→道の駅許田(琉球バス交通・沖縄バスの20番/120番、国道58号を南へ)。
- 道の駅許田のバス停→道路情報ターミナル(敷地内・徒歩すぐ)。
- 道路情報ターミナル→やんばる物産センター→農産物売り場→食堂の順に、同じ敷地をまわる。
- 名護バスターミナルから20番・120番
- 名護バスターミナル→(琉球バス交通・沖縄バスの20番/120番、国道58号を南へ)→許田で下車。バス停は施設に面した国道上にある。やんばる急行バスの空港線も「道の駅許田」の名で同じ場所に停まる。沖縄の路線バスは車内で払うので、小銭と小額紙幣を出しやすいところに入れておきたい。
- 那覇・名護方面へ戻る
- 那覇空港方面の停留所は、道路情報ターミナルの階段のヨコ、道沿いに立つ。運天港方面はその反対側で、海側施設の階段の前だ。食堂で長居する前に、停留所の掲示で発車時刻を見ておくとよい。
どんな場所か
ちんすこうは、小麦粉と砂糖にラードを合わせて焼く菓子で、噛むと割れるというより崩れる。琉球王国の王家が接待や祭事に用いた琉球菓子のひとつで、いまは国の地理的表示制度のもと、産地が沖縄県の全域として登録されている。つまり、どこか一つの町のものではない。道の駅許田は、沖縄自動車道の北の終点である許田インターチェンジのすぐ下、国道58号沿いに立つ。沖縄県で最初に登録された道の駅で、名護市と地元の農協・漁協、民間が共同で出資した会社が運営し、やんばるの農産物と県産の品を同じ敷地に集めている。
おすすめの楽しみ方
買い物だけなら30分、食事もするなら1時間ほど見ておきたい。売り場も食堂もひとつの駐車場を囲んで固まっているので、めぐるというより一か所で済む。ちんすこうは箱の絵ではなく、つくり手の名前を見て選ぶといい。守られているのは県全体の名であって、どこか一社のものではないからだ。
歴史・背景
ちんすこうの祖先は、琉球王家が冊封使を迎えるために整えた琉球菓子にある。使節に随行した中国の料理人や菓子職人から、王家の料理人が製法を学んだ。その一人だった新垣家の料理人が、中国の蒸し菓子を焼き固めたものが原型とされる。琉球王国が消えたあと一族が売り出し、いまの棒状に焼く形は1908年にさかのぼる。2024年、農林水産省はちんすこうを地理的表示に登録した。国内で菓子が登録されたのは、これが初めてだった。
行く前に
- 現金
- 敷地に入るのに料金はかからず、払うのは買ったものだけ。やんばる急行バスは電子チケットと紙のチケットに対応している。20番・120番は車内払いなので、カードのほかに現金も用意しておきたい。
- 行く前に
- 駅前ではなく国道58号沿いの施設なので、着き方はバスか車になる。売り場も食堂もそれぞれの営業時間で閉まり、敷地そのものより早い。トイレは24時間使える。
- 別ルート
- 車なら沖縄自動車道の許田インターチェンジを降りてすぐ。駐車場があり、大型バスの枠も用意されている。
- 降りたあと
- バス停は敷地に面している。道路情報ターミナル側からは売り場まで数歩、海側施設側からは階段を上がると同じ敷地に出る。