坊っちゃん列車
実写(ライセンス済み)Brakeet / CC0

愛媛・松山No.1301★★地図で見る →

坊っちゃん列車

history穴場——実はすごい

夏目漱石が小説『坊っちゃん』に書いた明治の汽車を再現し、松山の市内電車の線路で走らせている列車。松山市駅から歩いてすぐの無料ミュージアムには、初代機関車の原寸大レプリカが毎日置かれている。

  1. 起点松山市駅(伊予鉄)
  2. 徒歩約200m伊予鉄松山市駅から徒歩
  3. 坊っちゃん列車

狙い目

隠れた名所ではない。愛媛県の公式観光サイトにも載っていて、走るのはいつもの市内電車の線路だ。気にかけたいのは混み具合より暦のほうで、確認時点では土日祝にしか走っていなかった。平日なら、松山市駅近くの無料ミュージアムで機関車を間近に見るのがいい。

場所

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見どころ(歩く順)

電停「松山市駅」光朝 / CC BY-SA 3.0
  1. 坊っちゃん列車ミュージアム伊予鉄本社1階の展示室。1号機関車の原寸大レプリカに、レールや車両部品が並ぶ
  2. 電停「松山市駅」列車の乗り場のひとつ。機関車の向きを人の手で変える場所でもある
  3. 機関車と客車煙突から上がる水蒸気の煙と、創業当時の制服を再現した乗務員
  4. 道後温泉駅温泉街側の終点。帰りに向けて、ここでも機関車の向きを変える

実際の行き方

  1. 松山市駅→坊っちゃん列車ミュージアム(東へ徒歩約200m。伊予鉄グループ本社ビルのスターバックス入口から)。
  2. ミュージアム→電停「松山市駅」(来た道を戻る。確認時点では土日祝にここから坊っちゃん列車に乗れる)。
  3. 松山市駅→道後温泉(坊っちゃん列車。終点では乗務員が人の手で機関車の向きを変える)。
  4. 道後温泉→松山市駅(ふつうの市内電車)。
松山市駅から歩く
松山市駅は伊予鉄の郊外電車が発着する駅。駅から東へ約200m歩くと伊予鉄グループの本社ビルがあり、ミュージアムはその1階にある。入口はスターバックスの側と伊予鉄が案内している。坊っちゃん列車そのものには、駅前の市内電車の電停「松山市駅」から乗る。
ふつうの市内電車で戻る
坊っちゃん列車で道後温泉まで行ったら、帰りはふつうの市内電車で松山市駅へ戻ればいい。坊っちゃん列車の折り返しを待つ必要はない。夜まで残るなら、電停の案内で最終の時刻を見ておく。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

坊っちゃん列車は、伊予鉄が明治時代に走らせていた小さな蒸気機関車を再現した列車だ。いまはディーゼルで動き、ふだんの市内電車と同じ線路を使う。結ぶのは道後温泉と、松山市駅またはJR松山駅前。編成は2つあり、一方は機関車が客車2両を、もう一方は客車1両を引く。路線に転車台はないため、終点に着くと乗務員が機関車を内蔵のジャッキで持ち上げ、人の手で向きを変える。

おすすめの楽しみ方

先にミュージアムで原寸大の機関車を見て、それから電停「松山市駅」で乗り、道後温泉まで行く順がいい。ミュージアムは確認時点で7時から21時まで開いていたので、朝でも夕方でも寄れる。発車より少し早めに電停へ行けば、機関車の向きを変える作業に立ち会えるかもしれない。

歴史・背景

伊予鉄が最初の路線を松山〜三津間に開いたのは1888年。小さな蒸気機関車は、それから約67年にわたって街を走った。漱石の『坊っちゃん』では主人公がこの汽車に乗り、「マッチ箱のような汽車」と書いている。列車の愛称はこの小説から来ている。再現した列車が走り始めたのは2001年。2016年には本社ビルの1階にミュージアムが開いた。2023年11月からは人手不足で運休したが、その後運行を再開している。

行く前に

現金
ミュージアムは無料。坊っちゃん列車の運賃は、伊予鉄公式も愛媛県の観光サイトも、確認時点で大人1乗車1,300円としていた。使える支払い方法は、乗る前に伊予鉄の案内で確かめておく。
行く前に
2026年10月3日の確認時点で、伊予鉄の運行状況ページは坊っちゃん列車を「土・日・祝日のみ運行」としていた。伊予鉄の列車案内には年末年始の運休も書かれている。これまでに長く運休した時期もあるので、出かける日に運行状況を確かめたい。ミュージアムは年中無休とされている。
別ルート
JR松山駅からなら、伊予鉄は電停「JR松山駅前」も坊っちゃん列車の乗り場として案内しているので、そこから乗ってもいい。先にミュージアムへ寄るなら、同じ電停から環状線の市内電車で松山市駅へ。
降りたあと
電停「松山市駅」から通りを東へ約200m歩くと伊予鉄グループの本社ビル。スターバックスの入口から入る。