大山
実写(ライセンス済み)Reggaeman / CC BY-SA 3.0

鳥取西部・大山No.822★★★地図で見る →

大山

〜中国地方の最高峰〜

history王道を、いちばんいい形で

中国地方の最高峰が、山陰の海の近くに単独でそびえる。入口になるのは北斜面の門前町・大山寺で、そこから自然石を敷いた長い参道が、森の中の神社まで上がっていく。

  1. 起点米子駅
  2. 約50分JR山陰本線+山のバス
  3. 降車大山口駅(JR山陰本線)
  4. そこから
  5. 大山

場所

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見どころ(歩く順)

大神山神社奥宮Reggaeman / CC BY-SA 3.0
  1. 阿弥陀堂本堂とは離れた場所に立つ国の重要文化財
  2. 大山寺 本堂石段を上がりきった先の天台の本堂。昭和の火災のあとに再建された
  3. 石畳の参道自然石を敷いた約700mの道。この種のものでは日本一長いとされる
  4. 大神山神社奥宮参道の突き当たりに鎮座する社殿。こちらも国の重要文化財

実際の行き方

  1. 米子駅→大山口駅(JR山陰本線の普通列車で海沿いを西へ)。
  2. 大山口駅→大山寺バス停(日本交通バスで北斜面を上る)。
  3. 大山寺バス停→大山寺本堂。門前町を抜けて石段を上がる。
  4. 本堂→大神山神社奥宮。約700mの石畳の参道をたどる。
山陰本線で大山口へ、そこから山のバス
米子から山陰本線の普通列車で海沿いを走り、山の下の大山口で降りる。そこから日本交通のバスが大山寺まで上がる。山へ上がる便は少なく、一日に数往復しかない。列車の時刻を決める前に、バスの時刻表を先に見ておきたい。
山を下りて米子へ戻る
帰りも同じバスで海側へ下りる。大山寺発の最終は、街の感覚からすると早い。接続が合わないときは米子行きの直通バスが逃げ道になる。いずれにせよ、石畳の参道を上り始める前に帰りを決めておきたい。下りは上りの印象より時間がかかる。
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どんな場所か

大山は山陰の西の端に、ほかの山と尾根でつながらないまま単独で立っている。だから平野から見ると円錐に見え、伯耆富士の名がついた。山頂の稜線は長い時間をかけて崩れてきた。最高点は剣ヶ峰だが、実際に人が立てる頂は弥山で、標高は1,709m。森林限界より下はブナの森で、山体そのものが大山隠岐国立公園に含まれている。門前町の大山寺があるのは北側の斜面、車道が終わって石の道が始まるところだ。

おすすめの楽しみ方

門前町には一時間ではなく半日を充てたい。侮られがちなのが石畳の参道で、最後まで自然石のままの不揃いな道が上りに続く。時間よりも靴のほうが効いてくる。有料の堂宇は日中の拝観で、季節によって時間が変わる。参道とその先の奥宮は開かれたままだ。弥山まで登るなら登山口は同じ通りから出ているが、それは別の一日と考えたほうがいい。

歴史・背景

大山寺が開かれたのは奈良時代の養老年間で、のちに西日本を代表する天台の山岳寺院のひとつになった。明治の神仏分離はここを容赦なく削いだ。寺号は廃され、寺領は取り上げられ、斜面を埋めていた多くの支院のうち、今も残るのは十ヶ院だけだ。昭和に入ってからは火災が残りの多くを奪い、いま建つ本堂はそのあとに再建されたものである。この山と森が国立公園に指定されたのは、1936年2月1日のことだった。

行く前に

現金
本堂と霊宝閣は共通の拝観料が要る。参道とその先の奥宮は開かれている。門前町は歩く人のための小さな町なので、山では現金を持っておきたい。上で補充できる前提で動かないほうがいい。
行く前に
有料の堂宇は季節によって拝観時間が変わり、通年同じではない。冬はれっきとした雪国で、バスの本数はさらに減り、石畳は凍る。参道は最後まで自然石のままで、面は不揃い、雨のあとはよく滑る。
別ルート
日本交通は米子駅から本宮大山線の直通バスも走らせていて、こちらなら大山口での乗り換えが要らない。米子鬼太郎空港からはレンタカーかタクシーで、米子の街を通らずに門前町まで入れる。
降りたあと
大山口は海沿いの小さな駅で、ここから寺まで歩く道はない。上りはバスの仕事だ。山行きのバスは駅前から出る。待つ場所も多くないので、乗る前に帰りの時刻を確かめておきたい。