鳥取砂丘
実写(ライセンス済み)Hashi photo / CC BY-SA 3.0

鳥取・福部海岸No.839★★★地図で見る →

鳥取砂丘

nature王道を、いちばんいい形で

鳥取市の北東、日本海に面した砂の原。入場ゲートも閉門時刻もない開けた土地で、坂の上には国立公園のビジターセンターが立ち、足元の風紋がどう生まれて消えるかを解説している。

  1. 起点鳥取駅
  2. 約20分鳥取駅から路線バス
  3. 降車砂丘会館(鳥取砂丘)バス停
  4. 徒歩
  5. 鳥取砂丘

場所

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見どころ(歩く順)

鳥取砂丘Zairon / CC BY 4.0
  1. 砂丘会館バス停に建つ休憩所と売店。砂に出る前の最後の屋内
  2. 鳥取砂丘ビジターセンター入口に立つ国立公園の拠点施設。風紋の展示とガイドツアーの窓口
  3. 馬の背入口と海のあいだに横たわる砂の尾根。ここが唯一の本気の登り
  4. 日本海の渚馬の背を越えた先の海岸線。遊泳は条例で禁じられている

実際の行き方

  1. 鳥取駅バスターミナル→砂丘会館(鳥取砂丘)/路線バスで約20分。
  2. 砂丘会館→鳥取砂丘ビジターセンター。休憩所の裏の坂を上がる。
  3. ビジターセンター→馬の背。開けた砂をまっすぐ尾根まで。
  4. 馬の背→海側に下りて日本海の渚へ。帰りは同じ道を戻る。
鳥取駅から路線バス
鳥取駅バスターミナルから砂丘まで、日本交通と日ノ丸自動車が路線バスを走らせている。所要は鳥取県の観光公式サイトと鳥取市の観光公式サイトが同じ数字を出している。路線バスはICOCAなどの交通系ICカードが使える。土日祝とお盆には観光周遊バス「ループ麒麟獅子」が同じ道を走り、砂の美術館前にも停まる。
鳥取駅へ戻る
帰りも同じ路線で市街へ戻れる。ループ麒麟獅子バスは平日は走らないので、土日祝以外は通常の路線バスだけが頼りになる。砂に出る前に、バス停で最終便の時刻を見ておきたい。馬の背は駐車場から見た印象より道路から遠い。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

砂丘があるのは鳥取市の北東、福部の海岸だ。中国山地の花崗岩が風化して砂になり、千代川が日本海まで運び、潮流と卓越風がそれを陸へ押し戻す。その往復が長く続いた結果、平らな砂浜ではなく、尾根と窪みのある地形ができた。ここに固定されたものは何もない。風紋は風のたびに生まれて消え、朝に撮った模様は夕方にはもう別の形になっている。内陸側からは草が入り込んでくるので、この開けた砂は除草によって開けたまま保たれている。自然の造形であると同時に、手をかけて維持されている景観でもある。国の天然記念物でもある。

おすすめの楽しみ方

夏は早い時間に行きたい。鳥取県が注意を促しているのは気温ではなく砂の表面温度で、入口から馬の背まで日陰は一つもない。門も閉門時刻もないので、時間の選び方は完全にこちらの自由になる。制約になるのは砂丘ではなくバスの時刻表のほうだ。ビジターセンターは日中の開館なので、遅く着いた日は先に展示を見て、馬の背は日が傾いてからにするといい。

歴史・背景

この砂はひとつの年代でできているわけではない。ジオパークは、大山の噴火で降った火山灰の層を境にして、古い砂丘と新しい砂丘を分けている。古いほうの砂は下に埋もれたままだ。砂丘は国の天然記念物であり、山陰海岸国立公園の一部でもある。同じ海岸線はユネスコ世界ジオパークにも認定されている。だから現地の解説は、景色を指さすのではなく、この地面がどうやってできたかを語ることから始まる。

行く前に

現金
入場料はなく、入場ゲートもない。砂丘そのものは無料だと運営者が明記している。お金が要るのはビジターセンターと売店、それに駐車場だ。路線バスは現金でも交通系ICカードでも乗れる。県内の路線バスを広く使うなら、数日間有効の乗り放題券も売られている。
行く前に
この海岸での遊泳は県の条例で禁止されている。砂への落書きも同じく禁止だ。夏場に県が呼びかけているのは砂の表面温度への注意で、やけどの危険は足元にある。そりやサンドボードで滑れるのは馬の背より東側だけで、段ボールを含め持ち込んだものは持ち帰る決まりになっている。
別ルート
車なら鳥取ICからおおむね同じ二十分ほど。入口に有料の駐車場がある。山陰本線を使わず空路で入るなら、市街を挟んだ反対側に鳥取砂丘コナン空港がある。
降りたあと
砂丘会館のバス停は坂の下、ビジターセンターの真下にある。休憩所の脇を上がって、まず展示を見る。建物のすぐ裏から砂が始まる。