
兵庫北部・但馬No.987★★★地図で見る →
神戸牛
神戸牛は品種名ではない。兵庫で育った但馬牛のうち、決められた枝肉の基準を満たしたものだけが名乗れる。その牛を育てる高原に、県が博物館を置いている。
- 起点大阪駅
- 半日がかり特急+バス+タクシー
- 降車丹土バス停(湯村温泉からの町民循環バス)
- そこから
- 神戸牛
場所
兵庫のほかの記事 30件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 但馬牛博物館神戸の名を負う牛の血統と基準を、県が見せる展示館
- 神戸ビーフの展示ブース定義と、ブランドをどう守っているかを手で触って確かめる一角
- ビジターハウス園の総合案内所。そば打ちやソーセージ作りの加工室がある
- 放牧場柵の向こうで草を食む但馬牛と、ヒツジ・ヤギのふれあい広場
- パノラマ展望台と花園園でいちばん高いところ。最後の登りを終えた先にある
実際の行き方
- 大阪駅→浜坂駅(JR特急はまかぜ。本数が少ないので先に時刻を確認)。
- 浜坂駅→湯村温泉(バス)。
- 湯村温泉→園(タクシー)。または町民の循環バスで丹土まで。
- 丹土→園の入口(登りの徒歩)。着いたらまず但馬牛博物館へ。
- JR特急はまかぜ+バス、最後はタクシー
- 大阪駅からJR特急はまかぜで浜坂駅へ。本数が少ないので、出る前に時刻を確かめ、座席を押さえておくこと。浜坂駅で湯村温泉行きのバスに乗り換える。湯村温泉から園までは、最後にタクシーを使うか、町民の循環バスで丹土まで入る。
- 同じ道を戻る。帰りの列車を先に決める
- 湯村温泉まで戻り、バスで浜坂駅、はまかぜで大阪へ。便が限られ、使える最終は夕方より前に出てしまう。滞在時間を決める前に帰りを押さえておきたい。湯村温泉からは大阪・神戸への直通高速バスもあり、帰りはそちらが楽なこともある。
どんな場所か
但馬牧場公園は兵庫のいちばん北、新温泉町の尾根にある。県が牧草地として保つ高原で、その一角に但馬牛博物館が建つ。展示が扱うのはひとつのことだ。但馬牛と、神戸を名乗れる牛肉のあいだに何があるのか。基準は文章になっている。歩留等級はAかB、脂肪交雑はBMS値6以上、枝肉重量は499.9キロ以下。外れた牛も但馬牛のままで、失うのは名前だけだ。同じ血統の牛は園の放牧場にいる。規格書と生きた牛が、歩いて数分の距離に並んでいる。
おすすめの楽しみ方
開園は9時から17時。遠いぶん、開いている日かどうかを前日に確かめてから出たい。園内はまず博物館、次に放牧場、最後に展望台の順が歩きやすく、ずっと登りなので地図の距離より時間を見ておくといい。
歴史・背景
神戸が国際港として開かれたのは1868年。この地の但馬牛を最初に食べたのは、居留していたイギリス人だったと伝えられる。明治30年ごろ、美方の村々は牛の戸籍にあたる「牛籍簿」を作り、よその血を入れずに繁殖を重ねた。閉じた血統は今も効いている。全国の黒毛和種の繁殖雌牛の99.9%が、この地の一頭の種雄牛にさかのぼる。2023年、美方地域の牛の飼い方は世界農業遺産に認定された。
行く前に
- 現金
- 入園も駐車場も、確認時点では無料。加工体験や園内の食事には現金を用意しておきたい。
- 行く前に
- 休園は木曜。その木曜が祝日にあたるときは、翌日の金曜が休みになる。冬は雪国で、斜面はゲレンデになる。冬に向かうなら暦だけでなく道の状態も確かめること。
- 別ルート
- 車なら、湯村温泉の近くで国道9号から入る。高速は北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山インターが最寄り。鳥取空港からレンタカーで入る手もある。
- 降りたあと
- 丹土から園の入口までは町道を約1キロ、徒歩15分ほど。ずっと登りになる。