旭川ラーメン
実写(ライセンス済み)Nesnad / CC BY 4.0

旭川・永山No.972★★★地図で見る →

旭川ラーメン

food王道を、いちばんいい形で

ラードの膜をかぶせた醤油のラーメン。旭川が全国に送り出した一杯だ。市内に散る店が郊外の永山でひとつの館に収まり、この街の型を一列でたどれるようになっている。

  1. 起点旭川駅
  2. 約20分JR石北本線
  3. 降車南永山駅(JR石北本線)
  4. 徒歩
  5. 旭川ラーメン

場所

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見どころ(歩く順)

ラーメン村の入口ノボホショコロトソ / CC BY 4.0
  1. 環状線沿いの無料駐車場環状線に面した広い駐車場。無料で、大型バスも停められる
  2. ラーメン村の入口ショッピングセンター「パワーズ」の一角にある出入口
  3. 八軒が並ぶ通路市内から集まったラーメン店八軒が、屋内のひとつの通路に並ぶ
  4. あさひかわラーメン村神社館内に置かれた小さな社。麺との縁を結ぶ神をまつる

実際の行き方

  1. 旭川駅→南永山駅(JR石北本線)。出る前に帰りの時刻も押さえておく。
  2. 南永山駅→ショッピングセンター「パワーズ」の一角にあるラーメン村(徒歩10分たらず)。
  3. 通路を端まで一度歩き、店構えを見てから暖簾を決める。
  4. 帰りぎわに、館内の小さな社をのぞいていく。
JR石北本線で南永山へ
旭川駅からJR石北本線に乗り、南永山駅で降りる。そこからラーメン村までは歩いて10分たらず。ただし普通列車の本数は限られるので、行きと帰りの時刻を決めてから出たい。
南永山駅から戻る
帰りも同じ石北本線で旭川駅へ。ただし列車の間隔は長い。着いたときにホームの表示で戻りの時刻を控えておくか、帰りはバスに切り替えるほうが確実だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

北海道では街ごとにラーメンが姿を変えた。旭川が選んだのは醤油だ。豚骨は養豚の盛んな土地から、煮干しは貨物の集まる街だからこそ潤沢に、醤油は醸造業が根づいた土地から。三つが揃ったところにダブルスープが立ち上がった。麺は加水を抑えた中細の縮れ麺で、スープが逃げずに絡む。その上に張るのがラードの層で、湯気を抑えて最後の一口まで熱を保つ。冬の冷え込みが厳しい街では、この蓋は飾りではなく仕掛けだ。

おすすめの楽しみ方

まずは一往復、ゆっくり歩いてみるといい。窓口に出ているサンプルが、そのままメニューの役目を果たす。看板は醤油だが、鍋の組み立ては店ごとに違うから、一度で結論を出すより、二度目のほうが面白くなる並びだ。営業時間は店ごとに決まっているので、目当ての一杯があるなら、その日にその店が開いているかだけ先に見ておきたい。

歴史・背景

戦後、ラーメンは北海道じゅうに広がり、街ごとに味を決めた。函館は塩、札幌は味噌、そして旭川は醤油になった。旭川で今の形ができたのは昭和22年ごろとされ、養豚で得られる豚骨、貨物の集まる街に届いた煮干し、根づいていた醸造業の醤油が、ひとつの鍋で結びついた。館そのものはずっと新しい。1996年、旭川のラーメンをもっと知ってほしいという市民の動きから生まれている。麺の縁を結ぶ小さな社が館内に加わったのは2006年だ。

行く前に

現金
館に入るだけなら料金はかからず、払うのは選んだ一杯のぶんだけ。運営者は外国語メニューと主要なQR決済に対応していると案内しており、ユニバーサルトイレもある。
行く前に
営業時間と定休日は店ごとに違い、運営者も一部は時間を短縮していると告知している。環状線沿いで駐車場が広いぶん、真冬は歩くより車で寄るほうが楽になる。
別ルート
道北バスなら、旭川駅前ののりばから66番の永山10条線が出ている。永山10条4丁目で降りれば、入口まではすぐだ。車やタクシーでは旭川駅から20分ほど、旭山動物園からは15分ほどの距離になる。
降りたあと
南永山駅から環状線沿いに北東へ歩く。ショッピングセンターの一角に、長い切妻屋根の建物が見えてくる。