
長崎南・南山手No.744★★★地図で見る →
グラバー園
〜港を見下ろす丘の明治洋館群〜
長崎港を見下ろす丘に、開港期の洋館が9棟。うち3棟は建った場所のまま残る国の重要文化財だ。斜行エレベーターで上まで運ばれ、あとは下りながら見ていく造りになっている。
- 起点長崎駅
- 約25分路面電車・1回乗換
- 降車大浦天主堂電停(長崎電気軌道)
- 徒歩
- グラバー園
場所
長崎のほかの記事 20件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 旧三菱第2ドックハウス造船所から移された乗組員の宿舎。斜面のいちばん上に建つ二階建て
- 旧ウォーカー住宅上段のテラスに移築された商人の住まい。港へ向いたベランダを持つ
- 旧リンガー住宅建った場所のまま残る石と木の住宅。重要文化財の一棟
- 旧オルト住宅列柱の正面と広い芝生を持つ、もっとも堂々とした洋館
- 旧グラバー住宅園の下段に建つ最古の一棟。ベランダを囲む半円形の平面が特徴
実際の行き方
- 長崎駅前→新地中華街(路面電車・崇福寺行、約7分)。
- 新地中華街→大浦天主堂(石橋行に乗換、約4分)。
- 大浦天主堂→上の入口(徒歩約7分、またはグラバースカイロード)。
- 旧三菱第2ドックハウスから旧グラバー住宅へ、斜面を下りながら見て回る。
- 長崎駅から路面電車で1回乗換
- 長崎駅前→(崇福寺行・約7分)→新地中華街で石橋行に乗り換え→(約4分)→大浦天主堂。そこから坂を上って徒歩7分ほど。電車の本数は多く、乗り換えの待ちは短い。
- 大浦天主堂電停から戻る
- 坂を下って大浦天主堂電停へ戻り、新地中華街で乗り換えて長崎駅前まで。路面電車は深夜前に終わるので、夜間開園の日に遅くまで残るなら電停で終電を確かめておきたい。
どんな場所か
グラバー園は、長崎港を見下ろす南山手の斜面にある。開港後に外国人居留地が置かれた一帯で、敷地には洋館が9棟建つ。うち旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅の3棟は建てられた場所から動いておらず、国の重要文化財に指定されている。残りは市内の別の場所から移築復元されたもので、裁判所長官の官舎と造船所の乗組員宿舎が同じ庭に並ぶのはそのためだ。ベランダ、鎧戸、低い寄棟屋根が建物から建物へ繰り返され、どのテラスからも港が見える。
おすすめの楽しみ方
エレベーターで上まで上がってから下りていくと、港を正面に置いたまま歩ける。開園は8:00で市内の有料施設のなかでは早く、最初の一時間は団体やクルーズ客が入る前の時間になる。下りきった旧グラバー住宅から出口へ抜け、そのまま大浦天主堂の参道へ降りるとつながりがよい。
歴史・背景
旧グラバー住宅が建ったのは1863年。長崎の開港まもなく渡ってきたスコットランド商人トーマス・グラバーの住まいで、日本の大工が日本瓦と漆喰を使い、洋風の間取りで建てた木造平屋だ。日本に現存する最古の木造洋風建築とされ、1961年に重要文化財に指定された。園として開いたのは1974年、もとからこの斜面にあった3棟に、市内から移した洋館を加えてのことだった。
行く前に
- 現金
- 入園料は確認時点で一般1,300円、小中高生650円。最終入園は閉園の20分前までで、閉園間際に着くと入れない。
- 行く前に
- 園内は斜面で、建物と建物の間はほぼ屋外の坂道と階段。雨をしのげる場所は少ない。夜間開園は一部の期間だけで、毎晩ライトアップされるわけではない。
- 別ルート
- 長崎駅前南口のバス停から30番・35番のバスで約12分、グラバー園バス停下車。そこから徒歩5分で、電車より上の入口に近い。
- 降りたあと
- 大浦天主堂電停から天主堂の参道方向へ坂を上り、案内表示に従う。いちばん急な区間はグラバースカイロード(斜行エレベーター)が上の入口まで運んでくれる。