
長崎・中島川No.1222★★地図で見る →
長崎 眼鏡橋
長崎の中心部・中島川に架かる二連アーチの石橋。駅から路面電車ですぐで、アーチと水面の影が二つの円を描く。橋の下の護岸は遊歩道になっていて、門も料金もない。
- 起点長崎駅
- 約10分路面電車・駅から一本
- 降車市役所電停(長崎電気軌道3系統)
- 徒歩
- 長崎 眼鏡橋
狙い目
眼鏡橋は案内板の整った長崎の名所で、知られていない場所ではない。見落とされやすいのは角度のほうだ。橋の上に立っても見えるのは足元の石畳と欄干だけで、名前の由来になった二つの円は、川べりに下りてはじめて水面の上に現れる。
場所
長崎のほかの記事 20件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 川べりから見る二連アーチ護岸の遊歩道に下りると、アーチと水面の影が二つの円になる
- 中島川の飛び石橋のすぐ下流、浅瀬に並べられた平たい石の渡り
- 護岸のハートストーン石畳に交じるハート形の石。市の観光案内が縁結びの石として紹介している
- 袋橋一つ下流に架かる単アーチの石橋。同じ遊歩道から見える
実際の行き方
- 長崎駅前電停→市役所電停(長崎電気軌道3系統・約4分)。
- 市役所電停→中島川の護岸(徒歩約4分)。
- 川べりの遊歩道に下り、アーチと水面の影が二つの円になる位置から橋を見る。
- 下流の袋橋まで歩き、橋を渡って対岸を戻る。
- 長崎駅前から3系統で一本
- 長崎駅前電停→(長崎電気軌道3系統・蛍茶屋行き・約4分)→市役所電停。そこから川へ向かって下り、徒歩約4分。日中は本数が多いので、時刻を調べずに行っても待たされない。
- 市役所電停から戻る
- 市役所電停まで歩いて戻り、3系統で長崎駅前へ。夜も電車はあるが、大都市の地下鉄より終わりは早い。浜町の商店街で食事をしてから帰るなら、ホームで時刻を見ておきたい。
どんな場所か
眼鏡橋は、長崎市の魚の町と対岸の町並みのあいだで中島川をまたぐ石造アーチ橋だ。川の中ほどに立つ橋脚が二つのアーチを受けていて、中島川に架かる石橋のなかで二連アーチはこの一基しかない。橋の下は両岸とも護岸が遊歩道になっており、少し下流には浅瀬を渡る平らな飛び石が並ぶ。上流にも下流にも数分歩けば別の石橋があるので、ここは一点を見て終わる場所というより、川沿いを歩く道筋の一つになっている。中島川は市の商業地のただ中を流れ、水際に背を向けた店やカフェが連なる。
おすすめの楽しみ方
駅からの電車は数分、電停からの徒歩も数分で、まとまった時間をとらなくても寄れる。まず川べりに下りて橋を振り返り、それから橋の上に立つ。この順にすると、名前の意味が先に分かる。そのあと下流の袋橋まで歩き、対岸を戻ってくると一周になる。
歴史・背景
眼鏡橋は1634年(寛永11年)、興福寺の二代住持で長崎に住んだ唐僧・黙子如定が架けたと伝えられる。日本のアーチ式石橋の草分けとされ、以後の石橋づくりの手本になった。1960年2月9日には国の重要文化財に指定されている。1982年の長崎大水害では一部が崩れたが、翌年には元の姿に戻された。ただし橋にまつわる記録は江戸期の大火で失われており、架橋の年には異説も残る。
行く前に
- 現金
- 橋も川沿いの遊歩道も無料で、門も閉まる時間もない。路面電車はICカード(nimoca など)と現金が使える。電車一日乗車券もあるが、これは車内では買えない。
- 行く前に
- 護岸の遊歩道は水面のすぐ上にあるので、雨の強い日はまずここが歩きにくくなる。橋の上は通れる。川へ下りる石段は段差が不ぞろいで、濡れると滑りやすい。ライトアップを待つ必要もないので、夕方に合わせて動かなくてよい。
- 別ルート
- 長崎駅前東口のバス停から26番・60番に乗れば、眼鏡橋バス停まで約6分、そこから徒歩3分。浜町の商店街の側から歩く場合は、4・5系統のめがね橋電停のほうが近い。
- 降りたあと
- 市役所電停から川の方向へ坂を下り、護岸沿いの道に出る。川の中ほどに橋脚を持つ、二つのアーチの橋がそれだ。