三国湊
実写(ライセンス済み)Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0

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三国湊

〜北前船で栄えた坂井の港町〜

local穴場——実はすごい

北前船の交易が格子戸の町家と一軒の立派な元銀行を残した、坂井市の古い港の一角。歩くのは無料で、通りの真ん中に市の休憩所がある。

  1. 起点福井駅
  2. 約50分えちぜん鉄道・約50分
  3. 降車三国駅(えちぜん鉄道三国芦原線)
  4. 徒歩
  5. 三国湊

狙い目

穴場ではない。案内板も市の休憩所もある、れっきとした観光地だ。それでも人が少ないのは、坂井市の看板が海側の東尋坊だからで、崖を見た人の多くは内陸の港側に足を向けないまま帰っていく。

場所

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見どころ(歩く順)

旧森田銀行本店Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0
  1. きたまえ通り町の背骨にあたる通り。名は日本海を回った北前船から
  2. 三国湊町家館旧商家を市が改装した無料の休憩所。古写真の展示とレンタサイクルがある
  3. 三國湊座数軒先にあるホール。三国湊の展示と、県産食材のカフェを備える
  4. 旧森田銀行本店通りの目印。商人の富が地元銀行の本店として建てた建物

実際の行き方

  1. 福井駅→三国駅(えちぜん鉄道三国芦原線・約50分、780円)。
  2. 三国駅→きたまえ通り・三国湊町家館(徒歩5〜7分)。
  3. 通りを南へ、三國湊座を過ぎて旧森田銀行本店まで歩く。
  4. 帰りの列車まで時間があれば、町家館の自転車で河口と港まで足を延ばす。
えちぜん鉄道で福井駅から一本
福井駅→(えちぜん鉄道三国芦原線・約50分)→三国駅。そこから古い通りまで徒歩5〜7分。運賃780円。福井の中心から乗り換えなしで着くので、経路を組み立てる必要がない。
三国駅から戻る
三国駅まで歩いて戻り、三国芦原線で福井駅へ。駅には窓口と自動券売機があり、帰りの切符はその場で買える。都市部の感覚で本数を当て込まず、着いたときに発車案内を見ておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

三国湊があるのは、九頭竜川が日本海に出る場所。坂井市の北のはずれにあたる。町の背骨にあたる道は「きたまえ通り」と呼ばれ、日本海の航路を走った北前船から名前を取っている。細い格子を張った木造の町家がその両側に並び、なかに一軒だけ、町家とは明らかに素性の違う建物が立つ。旧森田銀行本店だ。通りの中ほどには坂井市が旧商家を改装した休憩所「三国湊町家館」があり、数軒先には「三國湊座」もある。

おすすめの楽しみ方

まず三国湊町家館へ。9時から17時まで開いていて入館は無料なので、歩き出す前にここで町の見取り図を頭に入れておく。港と河口まで見たいなら自転車を借りるとよい。通り自体は小さいが、港はそうでもない。そのあとは徒歩に戻して、ゆっくり歩く。格子の細さも銀行の正面も、歩く速さでしか読み取れない。

歴史・背景

三国は九頭竜川の河口に開けた港で、背後の川筋の物資と、日本海を回る船の荷を扱ってきた。江戸から明治にかけては北前船の交易が商人を潤し、その金がいまの「きたまえ通り」沿いの町家になった。やがて銀行の時代が来ると、同じ通りに地元銀行の本店が建つ。交易は終わり、建物のほうが残った。

行く前に

現金
通りを歩くのは無料で、三国湊町家館も入館無料。レンタサイクルは1時間いくらの有料。自転車代と通り沿いの小さな店のために、現金を用意しておきたい。
行く前に
三国湊町家館と三國湊座はどちらも水曜と年末年始が休み。水曜に行くと、通りは歩けるが建物の中は見られない。通り自体はふつうの公道なので、時間の制限はない。
別ルート
車なら北陸自動車道の金津インターチェンジからおよそ20〜30分。案内によって数字に幅があるので、長いほうで見ておくと安全。
降りたあと
三国駅から南へ、平坦な道を徒歩5〜7分。休憩所に着く手前から格子戸の家並みが始まる。まず町家館に寄るのがいちばん迷わない。