
香川・丸亀No.1185★★地図で見る →
丸亀うちわミュージアム
日本の竹うちわの大半をつくってきた町の資料館。旧大名庭園の北側に建ち、歴史展示のとなりで職人が竹を割り、和紙を貼る。入館は無料。
- 起点高松駅
- 約45分JR予讃線+徒歩
- 降車讃岐塩屋駅(JR予讃線)
- 徒歩
- 丸亀うちわミュージアム
狙い目
丸亀は隠れた町ではない。うちわの本場として知られているし、市の観光案内にも必ず載っている。人が薄いのは立地のほうだ。資料館は町の西のはずれにあり、最寄りは丸亀駅の一つ先の駅になる。城や駅前の賑わいとは、人の流れが逆を向いている。
場所
香川のほかの記事 19件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 展示室歴史を伝えるうちわ、古い製作資料、工程を示す模型人形
- 実演コーナー一本の竹がうちわになるまでの47工程を手で進める職人の作業台
- 体験工房竹骨に和紙を貼って自分のうちわを仕上げる、予約制の席
- 中津万象園資料館が北側の一角に建つ、旧大名庭園
実際の行き方
- 高松駅→讃岐塩屋駅(JR予讃線・丸亀駅の一つ先)。
- 讃岐塩屋駅→資料館(西へ徒歩約15分)。
- 展示室→実演コーナー→販売コーナーの順にひと回り。
- 庭園も見るなら、そのまま隣の中津万象園へ。
- JR予讃線で讃岐塩屋駅へ
- 高松駅→(JR予讃線)→讃岐塩屋駅。丸亀駅の一つ先で、そこから徒歩約15分。讃岐塩屋は無人駅だが、ICOCAは使える。
- 讃岐塩屋駅から戻る
- 来た道を戻り、JR予讃線で高松方面へ。窓口がないので、ICカードでタッチするか、ホームの発券機で整理券を取る。夕方以降は本数が減るため、庭園でゆっくりする前に発車時刻を見ておきたい。
どんな場所か
国内でつくられる竹うちわの約9割が丸亀産で、この土地に産業が集まったのは江戸期にさかのぼる。資料館が建つのは、町の西のはずれにある旧大名庭園・中津万象園の北側だ。館内には歴史を伝えるうちわ、製作工程を示す模型人形、そして職人が竹を割り紙を貼る実演の作業台が並ぶ。「伊予竹に土佐紙貼り」と地元で歌い継がれてきたとおり、竹は愛媛、紙は高知から運ばれた。入館は無料で、販売コーナーには今つくられているうちわが置かれている。
おすすめの楽しみ方
開館は9時30分から、入館は16時30分まで。休みは水曜日にあたる。時間を割くべきは展示ケースより実演コーナーのほうで、説明書きは早く読み終わるが、手つきは早く終わらない。自分でうちわを貼ってみたいなら、当日ふらりと寄るのではなく、先に段取りをつけておく。
歴史・背景
うちわの始まりは、南の山にある金毘羅への参詣土産だった。寛永10年(1633年)、金毘羅大権現を管理する寺の住職が、渋を引いた赤いうちわに丸に金の印を押すことを考案し、参拝者が郷里へ持ち帰った。のちに丸亀藩が下級藩士の内職としてうちわづくりを奨励し、城下に広まっていく。丸亀うちわが国の伝統的工芸品に指定されたのは、1997年(平成9年)5月のことだ。
行く前に
- 現金
- 資料館の入館は無料。うちわ製作体験は1本1,000円で、現地で支払う。建っている中津万象園は別の運営で、入園はそちらの扱いになる。
- 行く前に
- 休館は水曜日(祝日にあたる場合は翌日)と、12月29日から1月3日まで。実演の作業台は、職人が入っているあいだに動く。
- 別ルート
- 丸亀駅から向かう手もある。公式の案内では、歩きではなく自転車での距離として紹介されている。車なら高速道路を坂出インターチェンジで下りる。
- 降りたあと
- 讃岐塩屋駅からは海側、西へ向かって徒歩約15分。資料館は中津万象園の北側にあり、専用の入口と駐車場がある。