
香川・丸亀No.635★★地図で見る →
丸亀城
香川の市街地に残る、低い丘の上の城。見どころは建物より石垣で、城内の道は無料。有料なのは頂上の小さな木造天守だけだ。
- 起点高松駅
- 1時間以内JR予讃線・乗り換えなし
- 降車丸亀駅(JR予讃線)
- 徒歩
- 丸亀城
狙い目
ここは香川の定番で、隠れた場所ではない。それでも静かなのは城の形のせいだ。多くの人は天守を目指して往復するが、外周の石垣をたどる道はぐっと長く、人の姿はすぐにまばらになる。
場所
香川のほかの記事 19件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 大手一の門・大手二の門北側の入口に構える門の対。どちらも国の重要文化財
- 三の丸北側の高石垣登城路でいちばん高く積まれ、上へ行くほど反っていく一角
- 天守高さ約15メートルの三重三階。木造のまま残る現存天守
- 三の丸坤櫓跡石垣が崩れた南西の角。いまも復旧工事が進む現場
- 玄関先御門麓に残る、藩主御殿の表門
実際の行き方
- 高松駅→丸亀駅(JR予讃線・乗り換えなし。特急・快速・普通のいずれも停車)。
- 丸亀駅→大手門(町なかを南へ歩き、内堀に出る)。
- 大手門→三の丸→天守(石垣沿いの石段を上る)。
- 三の丸→南西の角へ回って復旧工事の現場を見て、同じ道を下る。
- JR予讃線で高松から西へ
- 高松駅から丸亀駅までは予讃線で乗り換えなし。丸亀は特急停車駅で、しおかぜ・南風・いしづち・しまんとが停まるほか、日中は快速や普通も走る。城は駅の南、町のまん中にある。
- 丸亀駅から戻る
- 高松方面は日中から夜まで列車がある。逆方向の特急は瀬戸大橋を渡って岡山へ抜けるので、旅の途中に挟みやすい。夜まで町にいるなら、終電の時刻はホームで確かめておきたい。
どんな場所か
丸亀城が載る亀山は、市街地の真ん中にある標高約66メートルの丘だ。内堀から天守にかけて石垣が段を重ねて立ち上がり、その総高は日本の城で最も高い。石の面は上へ行くほど反り返る曲線を描き、地元では扇の勾配と呼ばれている。城内の道は無料で歩けて、料金がかかるのは頂上の天守だけ。着いた先の建物より、そこへ上っていく道のほうが見どころになる城である。
おすすめの楽しみ方
天守は9時から16時30分まで(入城は16時まで)。城内の駐車場は6時に開くので、天守が開く前の時間に石垣を見て回ることもできる。夏の登城路は日陰が少なく、涼しい時間のほうが歩きやすい。
歴史・背景
築城は1597年、生駒親正・一正の父子が始めた。城主が入れ替わったのち、1658年に京極高和が丸亀に入り、天守は1660年に完成する。この天守がそのまま残り、1950年に国の重要文化財に指定された。そして2018年10月、夏の豪雨と台風のあとで西側と南西側の石垣が相次いで崩れ、丸亀市はいまも一石ずつ積み直す工事を続けている。
行く前に
- 現金
- 城内の道と石垣は無料。天守のみ大人400円で、小・中学生は無料。城内の駐車場も無料で使える。
- 行く前に
- 西側と南西側では石垣の復旧工事が続いており、立入りを制限した区画や順路の変更がある。天守は荒天や工事の際に臨時休館することがある。
- 別ルート
- 岡山からは瀬戸大橋を渡る特急が丸亀に停まる。四国へ入る途中で立ち寄る形にもできる。
- 降りたあと
- 丸亀駅から南へ徒歩15分ほど。町を抜けると内堀と大手門に出て、そこから城内は石段の上りになる。