田舎館村田んぼアート
実写(ライセンス済み)掬茶 / CC BY-SA 3.0

津軽・田舎館村No.1284★★地図で見る →

田舎館村田んぼアート

culture穴場——実はすごい

葉の色が違う稲を植え分けて、田んぼに巨大な絵を描く田んぼアート。その発祥の地である田舎館村では、城の姿をした村役場の展望デッキから、毎年の新作を見下ろせる。

  1. 起点弘前駅
  2. 約25分弘前駅から弘南バス
  3. 降車畑中(弘南バス 弘前〜黒石線)
  4. 徒歩
  5. 田舎館村田んぼアート

狙い目

穴場ではない。田舎館村は田んぼアート発祥の地で、同じ試みはいまや全国の農村に広がっている。見落とされやすいのは見る角度のほうだ。図案は斜め上から眺める前提で設計されているので、田んぼの脇に立って見るのは、この作品にとって正しい見方ではない。

場所

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見どころ(歩く順)

田舎館村役場くろふね / CC BY 3.0
  1. 城郭風の村役場天守と大手門を備えた、城の姿をした役場庁舎
  2. 4階の展望デッキ田んぼを見下ろす屋外のデッキ。6階の天守閣は閉鎖されている
  3. 第1会場の田んぼ役場の東側に広がる、その年の作品が植えられた水田
  4. 弥生の里展望所道の駅いなかだてにある第2会場。別の作品と石のアートが見られる

実際の行き方

  1. 弘前駅→畑中(弘南バス 黒石・大川原行き、約20分)。
  2. 畑中→田舎館村役場(徒歩約3分)。
  3. 1階の券売機で入館券を買い、4階の展望デッキへ上がる。
  4. 第2会場は、弘南鉄道の田んぼアート駅から別の行程として訪ねる。
弘前駅から弘南バス
弘前駅前から弘南バスの黒石・大川原行きに乗り、畑中で降りる。乗車はおよそ20分。停留所から村役場までは歩いて約3分だ。時刻は出発前に弘南バスの時刻表で確かめておきたい。
畑中から弘前へ
帰りも畑中から同じ路線で弘前方面へ戻る。展望デッキの入館は閉館の30分前に締め切られるので、建物の開館時間よりも、帰りのバスの時刻に合わせて滞在の長さを決めておくとよい。
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どんな場所か

田んぼアートは、水を張った田を画布に見立てる。紫や黄、白といった葉の色の違う稲を、ふつうの緑の稲の中に植え分けておくと、育つにつれて絵が浮かんでくる。田舎館村が使い分ける稲はいまや7色にのぼり、図柄は毎年変わる。第1会場は村役場の東側の田んぼだ。役場の庁舎は天守まで備えた城の造りで、上階の展望デッキから田んぼ全体を見下ろせる。

おすすめの楽しみ方

展望デッキが開くのは初夏から10月中旬ごろまでで、期間は村が毎年決める。開いているのは日中だけだ。色がいちばん冴えるのは、稲が隙間なく茂る真夏。晩夏からは葉の色があせて背景が黄金色に変わり、背景の稲を刈り取ったあとは、絵柄だけが田んぼの上に浮き上がって見える。

歴史・背景

この村の稲作の歴史は古く、弥生時代の水田跡が見つかった垂柳遺跡は国の史跡になっている。田んぼアートは1993年、村おこしの事業として3色の稲で始まった。2003年には『モナ・リザ』を植えたが、展望台から眺めると下ぶくれに見えてしまった、と村は振り返っている。以後の図案は見る角度に合わせて遠近をつけて描かれるようになり、2012年には道の駅の田んぼが第2会場に加わった。

行く前に

現金
入館料は会場ごとにかかり、1階入口の券売機で入館券を買う。2つの会場の共通券はない。料金は改定されることがあるので、金額は村の公式ページで確かめる。
行く前に
展望デッキに入れるのは観覧期間中だけ。風雨が強い日は、安全のため屋外のデッキに出られないことがある。デッキの上では飲食と喫煙が禁止で、三脚や一脚も使えない。
別ルート
JR川部駅(奥羽本線・五能線)からはタクシーで約10分。第2会場は、弘南鉄道弘南線の田んぼアート駅のそば、道の駅いなかだての中にある。2つの会場は離れているので、それぞれ別の目的地として組み立てたい。
降りたあと
畑中のバス停から東へ歩いて約3分で村役場に着く。屋根の上の天守が目印になる。