弘前ねぷたまつり
実写(ライセンス済み)Kaburamata / CC0

青森・弘前No.1283★★地図で見る →

弘前ねぷたまつり

culture穴場——実はすごい

八月上旬、灯籠の山車「ねぷた」が笛と太鼓に乗って弘前の城下町を練り歩く。多くは武者絵を描いた扇形。国の重要無形民俗文化財で、会期の途中でコースが変わる。

  1. 起点弘前駅(JR奥羽本線)
  2. 徒歩約30分弘前駅から徒歩
  3. 弘前ねぷたまつり

狙い目

国の重要無形民俗文化財で、毎年多くの人が集まる。隠れた祭りではない。初めての人が見落としやすいのは、コースが動くことだ。最初の四夜は街なかの土手町、次の二夜は駅前。最終日は午前に土手町を回り、夕方に岩木川のほとりで締めくくる。

場所

青森のほかの記事 34件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

土手町通りKaburamata / CC0
  1. 弘前市立観光館追手門広場の一角。1階にねぷたが飾られ、入館は無料
  2. 桜大通り土手町コースの日に有料観覧席が設けられる通り
  3. 土手町通り下土手町から中土手町へ続く、コースの中心となる通り
  4. 土手町十文字土手町コースの先の端にあたる交差点
  5. 弘前駅前駅前コースの夜、ねぷたが目の前を通る

実際の行き方

  1. 弘前駅中央口→えきどてプロムナード(徒歩)。
  2. えきどてプロムナード→土手町通りへ出て、弘前城の方向へ右折。
  3. 土手町通りを中土手町の弘前市まちなか情報センターまで(全体で約30分)。
  4. 5日と6日は駅を離れず、駅前でねぷたを待つ。
弘前駅から歩く
弘前駅の中央口を出て、土手町方面へ延びる遊歩道「えきどてプロムナード」へ。終点で右に折れ、土手町通りを弘前城の方向へ進む。弘南鉄道の案内では、この道筋で中央弘前駅まで約30分・約2km。中央弘前駅は土手町通りのすぐ脇なので、ねぷたの通る通りにはそれより少し早く着く。
駅へ戻る
同じ道を歩いて戻る。運行が終わると人が一度に動くので、行きより時間を見ておきたい。駅前コースの二夜は駅のすぐ前をねぷたが通るため、帰りは短い。JR奥羽本線で街を離れるなら、夜が始まる前に終電を確かめておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

ねぷたは、内側に灯りを入れた灯籠の山車で、大勢で曳いて街を進む。弘前のものは扇を開いた形の「扇ねぷた」が中心だ。表の鏡絵には武者の合戦場面が強い色で描かれ、裏の見送り絵には女性の姿が静かに収まる。人形を立体に組んだ「組ねぷた」も少数ながら加わる。参加するのは大小約80台で、大きいものは高さ9mを超える。それぞれの後ろに笛と太鼓の囃子方が続き、曳き手は「ヤーヤドー」と声を掛け合う。

おすすめの楽しみ方

夜の運行は19時に始まる。最初の四夜は土手町コースで、5日と6日は駅前コースに切り替わる。7日は10時から再び土手町を回り、夕方には岩木川の河川敷でねぷたを炎で送って一週間を閉じる。昼間なら観光館で、止まった山車の筆づかいまで近くで見られる。

歴史・背景

起源は、夏の農作業のさまたげになる眠気を流す「眠り流し」の行事と考えられ、「ねむた」が転じて「ねぷた」になったとされる。やがて七夕や、盆の精霊送りの習俗と結びついた。最も古い記録は享保7年(1722年)で、五代藩主・津軽信寿がねぷたを見物したと残る。藩政時代には、最終日のナヌカビにねぷたを川へ流していた。国の重要無形民俗文化財に指定されたのは1980年のことだ。

行く前に

現金
コースは公道。有料観覧席は弘前観光コンベンション協会を通じて販売され、土手町コースの日は桜大通り、駅前コースの日は駅前に設けられる。観光館は入館無料。
行く前に
日程は暦の日付で決まっていて、週末に寄せることはない。七日間の大半は平日にあたる。観光館は年末年始が休館。
別ルート
弘南バスの土手町循環が弘前駅前から土手町通りを走り、中土手町・下土手町に停まる。運行は日中だけなので、行きに使い、帰りは歩くつもりでいたい。
降りたあと
中央口からえきどてプロムナードで土手町通りへ出て、右へ。中土手町の弘前市まちなか情報センターが、ちょうどコースの上に建っている。