屋島
実写(ライセンス済み)KimonBerlin / CC BY-SA 2.0

香川・高松No.654★★地図で見る →

屋島

〜高松の海に突き出した台地〜

nature穴場——実はすごい

高松の北東で海に突き出した、頂が平らな台地。周囲は崖で、上は歩きやすい平地が広がる。四国霊場の寺と源平合戦の古戦場、現代建築の回廊が同じ岩の卓上に並ぶ。

  1. 起点高松築港駅
  2. 約30分ことでん+山上シャトルバス
  3. 降車琴電屋島駅(ことでん志度線)
  4. そこから
  5. 屋島

狙い目

屋島は高松を代表する景勝地で、天気のいい週末の山上は人でにぎわう。穴場ではない。それでも窮屈にならないのは頂が広いからだ。人が集まるのは名の知れた展望所で、寺と城跡と東の縁を結ぶ道はいつもゆるやかに空いている。

場所

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見どころ(歩く順)

屋島寺Reggaeman / CC BY-SA 3.0
  1. やしまーる庵治石の瓦を載せた、ゆるやかに曲がるガラスの回廊。入館無料
  2. 獅子の霊巌西側の展望所。高松の市街と島の浮かぶ海を見下ろす
  3. 屋島寺四国霊場八十四番札所。宝物館と、狸を祀る社がある
  4. 談古嶺東側の展望所。源平合戦の舞台となった海峡を望む
  5. 屋嶋城跡南の縁で発掘された、古代山城の城門と石塁

実際の行き方

  1. 高松築港駅→瓦町(ことでん琴平線または長尾線、約5分)。
  2. 瓦町→琴電屋島駅(ことでん志度線、約15分)。
  3. 琴電屋島駅→屋島山上(シャトルバスでスカイウェイを約10分)。
  4. 山上は西から東へ。回廊、西の展望所、屋島寺、そして東の縁へと歩く。
高松築港からことでん、山上へはシャトルバス
高松築港駅から琴平線または長尾線で約5分の瓦町へ。志度線に乗り換えて約15分で琴電屋島駅に着く。そこから屋島山上行きのシャトルバスに乗れば、約10分で山上だ。高松築港駅は港のそば、市街地の中心にある。
山上から下りる
シャトルバスは琴電屋島駅まで下り、志度線で瓦町、さらに高松築港へ戻れる。夕景を狙うなら、山上の停留所で最終バスの時刻を先に確かめておきたい。スカイウェイを歩いて下るのは、気軽な距離ではない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

屋島は高松の市街地の北東で、海際からいきなり立ち上がる。硬い岩が柔らかい地層の上に載っているため、周囲は崩れて崖になり、頂だけが平らに残った。地形の呼び名でいうメサである。頂は寺の境内と道路、いくつもの展望所を抱えられるほど広く、その先は縁でぷつりと途切れて、島々を並べた瀬戸内海が開ける。平らだからこそ、同じ高さの山を登るのとはまるで歩き心地が違う。

おすすめの楽しみ方

やしまーるは9時から17時まで。金曜・土曜と祝前日は21時まで開いていて、街に灯りがともる時間に山上にいられるのはこの日だ。休館は火曜。屋島は昼の眺めだけでなく、夕景と夜景でも地元に知られている。

歴史・背景

白村江の敗戦のあと、朝鮮半島から伝わった技法でこの台地に古代の山城が築かれ、南の縁では城門の跡が発掘されている。屋島寺の開基は鑑真によると伝わる。1185年には眼下の浜が源平合戦の舞台となり、戦にちなむ地名がいまも地図に残る。台地そのものは1934年に国の史跡と天然記念物の両方に指定された。

行く前に

現金
やしまーるの入館は無料。館内のパノラマアート作品の観覧は高校生以上1,000円で、中学生以下は無料。屋島寺の宝物館は別に拝観料がいる。山上の駐車場は有料で、普通自動車は300円。
行く前に
やしまーるは火曜休館(祝日の場合は翌平日)。ことでんの路線バスは2026年10月1日に運賃改定が予定されているため、古い案内ではなく現地の掲示で確かめたい。台地の縁は切り立った崖で、風もまともに当たる。
別ルート
JR高松駅からならJR高徳線で約16分のJR屋島駅へ。JR屋島駅から山上行きのシャトルバスに乗れば、約18分で頂上に着く。
降りたあと
琴電屋島駅から屋島山上行きのシャトルバスに乗り、屋島スカイウェイを上る。山上の停留所から寺も回廊も展望所も、平らな道でつながっている。