讃岐うどん
実写(ライセンス済み)sekido / CC BY 2.0

香川・高松中心部No.648★★地図で見る →

讃岐うどん

〜高松の商店街で味わう香川の麺〜

food穴場——実はすごい

香川は一杯の麺で県のかたちを決め、自ら「うどん県」を名乗った。高松の中心部なら、駅から平坦な屋根付きの道を歩くだけで店が続く。品書きは、料理名ではなく注文の指示書として読む。

  1. 起点高松駅(JR予讃線・高徳線)
  2. 約10分高松駅から徒歩
  3. 讃岐うどん

狙い目

全国区の名物であって、隠れた店ではない。見落とされやすいのは品書きの読み方のほうだ。「かけ」も「ぶっかけ」も料理名というより指示に近く、同じ麺が、カウンターで告げる一語によって温かくも冷たくもなる。

場所

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見どころ(歩く順)

高松丸亀町商店街Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0
  1. 高松駅港に隣接する終端駅。中心部への徒歩ルートの起点になる
  2. 兵庫町商店街駅から歩いて最初に入る、アーケードの北の腕
  3. 高松丸亀町商店街再開発された中核部。交差点にガラスのドームがかかる
  4. 南新町商店街ドームの南へ続く、やや細く静かなアーケード
  5. 瓦町駅アーケード南端のことでんの拠点。県内各方面へ電車が出る

実際の行き方

  1. 高松駅→兵庫町(アーケード北端)まで徒歩約10分。
  2. 兵庫町から南へ、ガラスのドームがかかる丸亀町へ歩く。
  3. さらに南新町へ抜け、開いている店に入る。
  4. 品書きは具ではなく麺の出し方を指している。読んでから頼む。
高松駅から歩く
高松駅はJR予讃線・高徳線の終端駅で、高松港に隣接している。駅前広場から南東へ10分ほど歩くと、兵庫町でアーケードの北端に入る。道は平坦な舗装路で、アーケードに入ってからは屋根の下を歩ける。
高松駅へ戻る
アーケードを北へ戻れば駅まで10〜15分、丸亀町のドーム付近からならその程度で着く。岡山方面のマリンライナーも高徳線も夕方以降まで走っているが、最終の時刻は路線ごとに違う。二杯目に向かう前に、発車案内を見ておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

讃岐は、県名になる前の香川の呼び名だ。その名を残したのがうどんだった。小麦の生地をよく練り上げて弾力を出し、だしは瀬戸内のいりこ(煮干し)と塩で組み立てる。一杯ごとの違いは、乗せるものではなく扱い方にある。品書きの名前は、麺を締めるか締めないか、何をかけるかの指定になっている。店は県内の市街から田んぼの中の交差点まで散らばっているが、高松の中心部だけは、歩いて何軒も回れる密度で並んでいる。

おすすめの楽しみ方

頼む前に品書きを読む。「かけ」は温めた麺にだしをかけたもの、「ぶっかけ」は締めた麺に濃いつゆを直接かけたもの、「釜あげ」は釜からゆで汁ごと、「釜玉」は締めずに生卵の器へ移したものだ。最初の一杯は具の少ないものがいい。麺そのものの違いが分かる。営業時間は店ごとに違うので、夕方以降に回るつもりなら先に確かめておきたい。

歴史・背景

讃岐は、廃藩置県で香川になる前の国の名だ。県名が変わっても、うどんにはその名が残った。唐から戻った空海が伝えたという言い伝えが長く語られてきたが、県自身も記録ではなく伝承として扱っている。確かなのは材料のほうだ。雨の少ない讃岐平野の小麦、瀬戸内の塩、同じ海のいりこ。この三つが揃った土地で、麺は特別な料理ではなく日常の食べ物になった。「うどん県」という呼び名が付いたのは、ずっと後のことだ。

行く前に

現金
アーケードは公道なので、歩くだけなら無料。うどん店は総じて安いが、カードやICが使えるかどうかは店ごとに違うため、現金を用意しておくのが確実。JR高松駅ではICOCAやSuicaなどのICカードが使える。
行く前に
アーケードは全長にわたって屋根があり、雨でも歩ける。ただし営業日と営業時間は店ごとにばらばらで、通りとして揃ってはいない。遅い時間に予定を組むなら、店頭の掲示を先に確かめておく。
別ルート
本州側からは、岡山から快速マリンライナーが瀬戸大橋を渡って高松に着く。市内なら、ことでん瓦町駅が同じアーケードの南端に接しているので、南から北へ歩くこともできる。
降りたあと
高松駅から広場を横切り、南東へ10分ほど。兵庫町からアーケードが始まり、そのまま南へ続いている。