仁田峠
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

長崎東・雲仙岳No.1226★★地図で見る →

仁田峠

〜雲仙ロープウェイの起点〜

nature穴場——実はすごい

雲仙岳の中腹にある峠で、短いロープウェイが妙見岳の尾根まで運んでくれる。上の駅からは、谷を挟んだ正面に長崎県で最も高い平成新山の溶岩ドームが立つ。

  1. 起点諫早駅
  2. 約1時間45分島鉄バス+タクシー
  3. 降車雲仙(島鉄バス)
  4. そこから
  5. 仁田峠

狙い目

ここは駐車場もロープウェイもある、案内標識付きの国立公園の展望地で、隠れた場所ではない。人の数を左右するのは標高と天気のほうだ。尾根は年の多くを雲のなかで過ごし、条件が悪ければ循環道路もロープウェイも止まる。だから狙う価値があるのは、晴れた時間帯ということになる。

場所

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見どころ(歩く順)

雲仙ロープウェイ663highland / CC BY 2.5
  1. 仁田峠展望所駐車場の脇から普賢岳と平成新山を正面に見る、開けた展望の台
  2. 仁田峠駅循環道路沿い、峠に置かれたロープウェイの麓側の駅
  3. ゴンドラ三線交走式で吊られた車両。窓が広く、足元の斜面まで見下ろせる
  4. 妙見岳駅の展望所尾根の上の台。有明海の向こう、天草諸島まで見渡せる
  5. 妙見神社標高1,333mの妙見岳の山上に建つ小さな社。上の駅から歩いてすぐ

実際の行き方

  1. 諫早駅前→雲仙(島鉄バス・1時間半ほど)。
  2. 雲仙→仁田峠(一方通行の循環道路をタクシーで約15分。峠まで行く路線バスはない)。
  3. 仁田峠駅→妙見岳駅(雲仙ロープウェイ・約3分)。
  4. 尾根沿いに展望所と妙見神社まで歩き、循環道路が閉まる前に下りる。
諫早から島鉄バス、雲仙からタクシー
諫早駅前から島鉄バスで1時間半ほど、山を越えて雲仙の温泉街へ。峠まではそこからタクシーで上がる。仁田峠循環道路は一方通行だ。かつて温泉街と峠を結んでいた乗合タクシーは運休中なので、タクシーかレンタカー、あるいは登山道を歩くことになる。
雲仙へ下ってバスで戻る
ロープウェイも循環道路も夕方には閉まり、冬は夏より早い。余裕を持って下りて、雲仙のバス停から島鉄バスで諫早方面へ戻る。本数は多くないので、着いたときにバス停の時刻表を控えておくとよい。
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どんな場所か

仁田峠は雲仙天草国立公園のなか、雲仙岳をぐるりと回る一方通行の循環道路の途中にある。峠の駐車場がそのまま雲仙ロープウェイの麓側の駅だ。索道の長さは約500m、上下の高低差は約174m。車両は三線交走式で吊られ、窓が広い。上がりきると尾根が開け、普賢岳とその脇の溶岩ドームが正面に来る。反対側は斜面が落ちて有明海へ続き、空気が澄んだ日には天草諸島まで見える。

おすすめの楽しみ方

循環道路の通行時間は夏季が8時から18時、11月からは17時まで。ロープウェイもその内側で動いていて、上りの最終はゲートが閉まるよりかなり前に出る。5月中旬はミヤマキリシマが斜面を染め、秋は紅葉、冬は霧氷と続く。午後になると尾根に雲がわきやすいので、上がるなら午前のうちがいい。

歴史・背景

ロープウェイの開業は1957年。以来ずっと、峠と尾根のあいだを往復している。上の駅の先、妙見岳の山上には妙見神社があり、索道が架かるよりはるか前から信仰の場だった。山そのものが姿を変えたのは1990年代のことで、普賢岳の噴火が新しい溶岩ドームを押し上げた。長崎県はこのドームを平成新山と名づけ、今では県内のどの山よりも高い。

行く前に

現金
ロープウェイの切符は仁田峠駅の窓口で往復・片道とも扱っている。確認した時点で大人の往復は1,500円だった。峠の駐車場は無料で、循環道路の入口では環境保全協力金(100円が目安)を求められるため、小銭を用意しておきたい。
行く前に
濃霧や強風のときはロープウェイが止まる。ふもとが晴れていても尾根だけ雲の中、ということも起こる。冬は登山道が凍るためロープウェイが主な足になり、このころ木々を覆う霧氷は地元で「花ぼうろ」と呼ばれる。尾根に照明はなく、循環道路は通行時間の外ではゲートが閉じられる。
別ルート
車なら諫早インターから雲仙の温泉街まで1時間ほど、そこから循環道路を上がる。島原半島の東側、島原からも入れる。島原鉄道の同じ路線のバスが、島原と諫早を雲仙経由で結んでいる。
降りたあと
雲仙のバス停は温泉街の通り沿いで、峠そのものではない。タクシーは街で拾える。温泉街から峠へ登山道も通じているが、散歩ではなく山登りなので、多くは車で上がる。