北海道開拓の村
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY-SA 4.0

札幌東・野幌No.1128★★地図で見る →

北海道開拓の村

〜明治大正の建物を集めた野外博物館〜

history穴場——実はすごい

札幌の東、森林公園のなかに開拓期の建物を移して、市街地・農村・漁村・山村として組み直した野外博物館。暖かい季節には街路を馬車鉄道が走る。

  1. 起点札幌駅
  2. 約45分JR・地下鉄+バス
  3. 降車開拓の村(JR北海道バス 新22)
  4. そこから
  5. 北海道開拓の村

狙い目

ここは案内の整った公立の博物館で、隠れた場所ではない。効いてくるのは距離のほうだ。入口と市街地群で時間の大半が使われ、敷地の奥にある農村群・山村群まで足を伸ばす人はそう多くない。

場所

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見どころ(歩く順)

馬車鉄道ブルーノ・プラス / CC BY 4.0
  1. 旧札幌停車場入場口と管理棟を兼ねる建物。かつて札幌の中心にあった駅舎の外観を復原したもの
  2. 市街地群のメインストリート役所・商店・新聞社・町家が並ぶ広い街路。路面には線路が敷かれている
  3. 馬車鉄道街路を馬に引かれて進む木造の客車。冬は馬そりに替わる
  4. 漁村群町の通りから離れて置かれた、漁家の住宅と付属の倉
  5. 農村群と山村群敷地の奥に建つ農家・神社・納屋と、その先の森林鉄道や炭焼の施設

実際の行き方

  1. 札幌駅→新札幌(JR千歳線の快速。地下鉄東西線で新さっぽろへ出る道もある)。
  2. 新札幌バスターミナル北レーン10番乗場→開拓の村(JR北海道バス新22・約20分)。
  3. 旧札幌停車場の建物をくぐって入り、まず市街地群のメインストリートを歩く。
  4. 馬車鉄道か馬そりに乗り、そのまま漁村群・農村群・山村群へ足を伸ばす。
JRで新札幌へ、そこから新22のバス
札幌駅からJR千歳線で新札幌へ。市中心部からは地下鉄東西線でも新さっぽろに出られる。新札幌バスターミナルの北レーン10番乗場から、JR北海道バス新22系統に乗り、終点の開拓の村まで約20分。駅から現地までおよそ45分を見ておくとよい。
帰りも新22で新札幌へ
同じバスが村の門前から折り返す。着いたときにバス停の時刻表を確かめ、乗りたい便から逆算して村を歩くほうが確実だ。新札幌からはJRと地下鉄が頻繁に出ており、札幌の中心部へ戻れる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

村は札幌の東のはずれ、野幌森林公園のなかに54.2ヘクタールを占めている。明治から昭和初期にかけて道内各地に建てられた52棟が、ここへ移築されるか再現され、市街地群・農村群・漁村群・山村群の四つに配された。あいだには道と線路が通っていて、展示物の列というよりひとつの集落として読める。建物の内部も開いていて、家具や道具、機械が置かれたままのものが多い。組み立てるときに効いてくるのは広さだ。奥の群は入口からかなり離れている。

おすすめの楽しみ方

開村時間は5月から9月が長く、それ以外の季節は短くなって月曜が休みになる。長く回るつもりなら先に確かめておきたい。馬車鉄道は4月中旬から11月末まで、冬は土日祝に馬そりが走る。奥の農村群・山村群まで歩くつもりなら、半日は見ておくとよい。

歴史・背景

北海道の町や港、農地の多くは、明治維新のあとに一気につくられた。輸入された技術と様式で建った最初の世代の建物は、戦後までにその多くが姿を消している。残せるものを集める場として、村は1983年に開かれた。役所、新聞社、商店、学校、寺、農家、漁家——道内各地から運ばれた建物が一か所に並ぶ。入口の建物もまた収蔵品のひとつで、かつて札幌の中心に建っていた停車場の外観を写したものだ。

行く前に

現金
入村料が必要で、馬車鉄道と冬の馬そりは村内で別に券を買う。金額と支払い方法は公式サイトに掲載されているので、出かける前に読んでおきたい。
行く前に
夏季以外は月曜が休村で、閉村も早い。入場の受付は閉村より前に締まる。村内の道は屋根がなく、奥の群までは実際に距離があるので、靴は見た目より効いてくる。12月から3月は街路に雪が積もる。
別ルート
新22はJR千歳線の森林公園駅と、村の一つ手前の北海道博物館にも停まる。二つの博物館を同じバスで続けて回れる。バスの時刻が合わないときは、森林公園駅から歩ける距離でもある。
降りたあと
バスは村の門前が終点で、入場口を兼ねる旧札幌停車場の建物はすぐ目の前にある。乗り継ぎの徒歩はほとんどなく、バス停と券売窓口は同じ前庭だ。