
福井・越前町 小曽原No.1302★★地図で見る →
越前陶芸村
越前焼の最初の窯が築かれた越前町小曽原の陶芸公園。体験教室のある陶芸館、古い越前焼の博物館、彫刻の点在する公園が、無料で歩ける一つの敷地にまとまっている。
- 起点武生駅(ハピラインふくい)
- 約35〜40分ハピライン+福鉄バス
- 越前陶芸村
狙い目
隠れた場所ではない。日本六古窯の一つ、越前焼を県が正面から紹介する見せ場だ。見落としやすいのは立地のほうで、ここは商店街ではなく焼き物が生まれた土地そのもの。博物館も教室も作り手の器も、歩いて回れる範囲に収まっている。実務上の注意は曜日で、県の陶芸館は月曜が休みになる。
場所
福井のほかの記事 28件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 福井県陶芸館越前焼のための県の館。資料館と陶芸教室をそなえ、隣に茶苑がある
- 越前古窯博物館山あいの集落から移築した江戸時代の民家で、古い越前焼を見せる館
- 越前陶芸公園芝生と広場に、陶の彫刻と岡本太郎・イサム・ノグチの作品が並ぶ
- 越前陶芸村文化交流会館円形の黄色い建物。ロビーで地元の作り手の器を展示・販売している
実際の行き方
- 武生駅(ハピラインふくい)→福鉄バス越前海岸線・かれい崎行きに乗車。
- 陶芸村口で下車(25〜30分ほど)、福井県陶芸館まで徒歩約10分。
- 陶芸館から北へ進んで越前古窯博物館に寄り、彫刻の並ぶ公園を横切る。
- 公園の南側にある円形の文化交流会館で締めくくり、停留所へ戻る。
- ハピラインふくいで武生へ、福鉄バスに乗り換え
- ハピラインふくいで武生駅へ。駅から福鉄バスの越前海岸線・かれい崎行きに乗り、「陶芸村口」まで25〜30分ほど。停留所から陶芸村までは歩いて約10分。
- 陶芸村口から戻る
- 陶芸村口の停留所へ戻り、武生駅方面のバスに乗ってハピラインふくいへ乗り継ぐ。帰りのバスの時刻は着いた時点で確かめておくと、最後に停留所で待ちぼうけせずに済む。
どんな場所か
越前陶芸村は、武生の西にある越前町小曽原の陶芸の里で、そのまま一つの公園にもなっている。福井県陶芸館を中心とする一帯は県が設けた都市公園で、園内は無料で散策できる。芝生や広場には、岡本太郎の「月の顔」やイサム・ノグチの「レインマウンテン」をはじめとする彫刻が置かれている。その周りに、移築した古民家で古い越前焼を見せる博物館、地元の作り手の器を並べる円形のホール、そして自分で土に触れられる陶芸教室が集まる。
おすすめの楽しみ方
福井県陶芸館と越前古窯博物館は、どちらも9時から17時(入館は16時30分まで)で、月曜が休み。公園は自由に歩け、春にはしだれ桜まつりが開かれる。陶芸館では手ひねり・電動ろくろ・絵付けの体験があり、受付時間や予約の要否は事前に館のサイトで確かめておきたい。作品は焼成を経て仕上がるので、当日には持ち帰れないと考えておこう。
歴史・背景
越前焼は平安時代末期、常滑の技術を取り入れ、釉をかけずに硬く焼き締める焼き物として始まった。最初の窯が築かれたのが、ここ小曽原だ。鉄分の多い土は赤褐色に焼き上がり、自然釉が流れることも多い。壺・甕・すり鉢を中心とする器は、日本海沿岸を北へ、北海道まで運ばれた。その後、生産は下火になる。1948年に陶磁研究者の小山冨士夫が日本六古窯の一つに数え、1965年に「越前焼」の名が統一された。1970年代のはじめに県の支援で陶芸村が築かれ、1986年には国の伝統的工芸品に指定されている。
行く前に
- 現金
- 公園の散策は無料。陶芸館の常設展示と陶芸教室は有料で、最新の料金は館の料金一覧に載っている。バスの運賃用に現金を用意しておきたい。
- 行く前に
- 福井県陶芸館は月曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始が休館。越前古窯博物館も同じ休館日になる。体験の受付は閉館よりだいぶ早く締め切られる。
- 別ルート
- 車なら北陸自動車道の武生ICまたは鯖江ICから約30分。陶芸村には共用の駐車場がある。
- 降りたあと
- 武生駅は乗り換え地点で、目的地ではない。陶芸村は駅から西北西へ直線で約11km先にある。駅から福鉄バスに乗って陶芸村口で降り、福井県陶芸館まで歩いて約10分。