手筒花火
実写(ライセンス済み)豊橋市 / CC BY 4.0

愛知・豊橋No.1273★★地図で見る →

手筒花火

culture穴場——実はすごい

竹筒の花火を、作った本人が抱えて揚げる。豊橋の吉田神社はその発祥の地として知られ、夏の祇園祭は境内で手筒花火を揚げる夜から始まる。

  1. 起点豊橋駅
  2. 市電+徒歩約5分市電・均一運賃
  3. 降車市役所前電停(豊鉄市内線)
  4. 徒歩
  5. 手筒花火

狙い目

隠れた行事ではなく、豊橋祇園祭は大勢の人でにぎわう。ほかの花火と違うのは、火を持つのが誰かという点だ。離れた場所から職人が打ち上げるのではなく、自分で筒を作った氏子の町の人たちが、市内の神社の境内で抱えて揚げる。

場所

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見どころ

手筒花火発祥之地の碑Yanajin33 / CC BY-SA 4.0
  1. 手筒花火発祥之地の碑筒を担ぐ人の姿を浮き彫りにした石碑。「手筒花火発祥之地」と刻まれている
  2. 拝殿社殿の正面。手筒花火が神前に奉納される場所
  3. 大筒手筒と同じ形の大型の筒。台に据え、各町が練り込んで揚げる
  4. 豊川河畔祭りの土曜日に、大規模な打ち上げ花火大会が開かれる川べり

実際の行き方

  1. 豊橋駅→駅前電停(駅の正面)。
  2. 駅前→市役所前(豊鉄市内線・均一運賃)。
  3. 市役所前→吉田神社(北西へ徒歩約5分)。
豊橋駅から市電で
豊橋駅には東海道新幹線・JR在来線・名鉄が乗り入れる。駅の正面にある駅前電停から豊鉄市内線(市電)に乗り、市役所前で降りて徒歩約5分。運賃は全線均一。
市電で豊橋駅へ
市役所前まで歩いて戻り、駅前行きの市電で豊橋駅へ。祭りの夜に遅くまで残るなら、電停で最終の時刻を確かめておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

手筒花火の筒は、節を抜いた孟宗竹に縄をきつく巻き、火薬を詰めたものだ。打ち上げはしない。揚げ手は筒を脇に抱えて仁王立ちになり、筒口からオレンジ色の火柱が噴き上がる。締めくくりは「はね」で、筒の底が破裂して足元に炎が噴き出し、大きな音とともに終わる。揚げ手は竹の切り出しから火薬の詰め込みまでを自分の手で行い、神社の祭りで奉納する。

おすすめの楽しみ方

手筒花火の奉納は7月の第3金曜日、3日間続く祭りの初日に境内で行われる。日程はその年の公式案内で確かめてほしい。明るいうちに着いて碑や社殿を見ておき、夕方からの奉納を待つとよい。

歴史・背景

吉田神社はかつて天王社・吉田天王社などと呼ばれ、牛頭天王を祀った社で、いまの祭神は素戔嗚尊。神社の伝えでは、今川義元の吉田城代がここに花火を奉納したのが始まりとされ、手筒花火発祥の地と呼ばれるゆえんになっている。18世紀には、祭礼にすでに花火が登場していた。手筒花火はやがて市内各地の祭りへ広がり、いまでは夏から秋にかけて揚げられている。

行く前に

現金
神社の拝観は無料で、境内の手筒花火も自由に見られる。奉賛会が売る有料の桟敷席は、土曜の河川敷の花火大会のもの。市電は大人200円の均一運賃で、manacaやSuicaなどのICカードが使える。
行く前に
手筒花火が揚がるのは祭りの金曜だけ。ほかの日も境内はいつでも参拝できる。日程は祭りの暦に沿って決まるので、その年の豊橋祇園祭奉賛会の案内を確認してほしい。
別ルート
ひとつ手前の札木電停で降り、北へ歩いても神社に着く。
降りたあと
市役所前電停から北西へ、関屋町の吉田神社まで徒歩約5分。