
群馬・高崎No.1110★★地図で見る →
高崎白衣大観音
〜観音山に立つ巨大観音像〜
高崎の西の尾根に立つ白い観音像。内部は空洞で階段が通り、上りきると肩に開いた窓に出る。そこから市街と平野がひと続きに見渡せる。
- 起点高崎駅
- 約25分高崎駅からぐるりん
- 降車白衣観音前(ぐるりん・観音山線)
- 徒歩
- 高崎白衣大観音
狙い目
高崎を代表する名所で、桜の時期はとくに人が集まる。ただ、静けさの在りかが少し違う。ほとんどの人は外から像を撮って帰り、胎内まで上がる人はぐっと減る。前庭が賑わっていても、階段と窓のあたりは落ち着いていることが多い。
場所
群馬のほかの記事 20件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 参道の商店門前に並ぶ短い店並み。味噌で煮たこんにゃくなどが売られている
- 慈眼院前庭の脇に建つ堂。像の護持はここが担っている
- 胎内の階段9階分を上る146段。仏や高僧の像20体が並ぶ
- 肩の高さの窓上りきった先の開口部。高崎の市街と関東平野が広がる
- ひびき橋境内から市の染料植物園へ渡る歩道橋
実際の行き方
- 高崎駅西口→白衣観音前(ぐるりん観音山線・約25分)。
- 参道を上って前庭へ。像の足元で胎内拝観の受付をする。
- 階段で肩の高さの窓まで上がり、下りたらひびき橋を渡って染料植物園の方へ。
- 高崎駅からぐるりん観音山線
- 高崎駅西口から市内循環バス「ぐるりん」の観音山線で白衣観音前まで、坂を巻きながら約25分。駅からタクシーなら約20分。停留所から像までは徒歩数分だ。
- 同じ停留所から戻る
- 帰りは参道脇の停留所から高崎駅へ。幹線ではなく市内循環バスなので本数には間隔があり、夜遅くまでは走らない。着いたときに帰りの時刻を確かめておくとよい。高崎駅まで戻れば新幹線で東京方面に出られる。
どんな場所か
像の高さは41.8メートル。鉄筋コンクリート造で、市街の西端から立ち上がる尾根の上に据えられている。平野から見れば白い塊にしか見えないが、近づくと衣のひだ、胸元の瓔珞、両手で持つ巻物までが彫り出されているのがわかる。肩と胸にある小さな暗い穴は、装飾ではなく内部の窓だ。足元の丘には長い年月のあいだに寺、参道の店並み、庭園、林の道が集まっていて、像は単体で立つというより、一帯の散策路の起点になっている。
おすすめの楽しみ方
胎内の拝観は9時から。閉まるのは夕方で、冬はそれより早い。窓が目当てになる場所なので、晴れた日を選びたい。階段そのものは15分ほどなので、そのあとの参道と橋に時間を残しておくとよい。
歴史・背景
高崎の実業家・井上保三郎が私財を投じて建て、2年あまりの工事を経て1936年(昭和11年)に開眼した。原型を手がけたのは鋳金工芸家の森村酉三である。1940年代の初めに高野山真言宗の慈眼院へ移り、以後は同院が護持してきた。2000年には国の登録有形文化財に加えられた。
行く前に
- 現金
- 境内と参道を歩くだけなら無料。胎内拝観は、寺と市の公式ページで確認した時点で高校生以上300円、中学生以下100円だった。
- 行く前に
- 11月から2月は拝観時間が短くなると案内されている。年末には煤払いのため胎内が1日閉まったこともあるので、12月下旬に行くなら寺のお知らせを見ておきたい。階段は狭く閉じた造りで、誰にでも向くわけではない。境内そのものは無料で歩ける。
- 別ルート
- 車なら関越自動車道の高崎ICまたは前橋ICから約20分。山頂に駐車場がある。歩きなら、野鳥の森や染料植物園のある観音山の林側から上がってくる道もある。
- 降りたあと
- 白衣観音前の停留所からは徒歩2分ほど。参道の店の前を通って、像の足元の前庭に出る。観音山頂の停留所で降りた場合は、境内を通って10分ほど歩くことになる。