尾道 千光寺と坂の町
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

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尾道 千光寺と坂の町

history穴場——実はすごい

尾道の斜面の中腹、むき出しの岩に寄りかかるように建つ朱塗りの本堂。その下の町は区画ではなく石段で立ち上がっていて、港側から出るロープウェイが、坂道歩きの出発点まで運んでくれる。

  1. 起点新尾道駅
  2. 約35分路線バス・約15分
  3. 降車尾道駅(JR山陽本線)
  4. そこから
  5. 尾道 千光寺と坂の町

狙い目

瀬戸内のルート上ではよく知られた場所で、穴場ではない。ロープウェイは絶えず人を尾根へ運んでいる。ただし、人が薄くなるのは下りの道だ。多くの人は往復とも乗ってしまうので、山頂が混んでいる時間でも、寺から下の石段は比較的静かなままである。

場所

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見どころ(歩く順)

文学のこみち663highland / CC BY 2.5
  1. 展望デッキ PEAK山頂の展望施設。海峡と港、対岸の島までが一望できる
  2. 文学のこみち山頂から下る石畳の道。自然の岩に詩歌が刻まれている
  3. 千光寺 本堂岩肌に支えられて建つ朱塗りの堂。下の町からも見える目印
  4. 玉の岩本堂脇にそびえる巨岩。海を照らした玉の伝説が伝わる
  5. 鼓岩下り道の途中にある岩。叩くと太鼓のような音が返る

実際の行き方

  1. 新尾道駅→JR尾道駅(路線バス・約15分)。
  2. 尾道駅→長江口バス停(東行きの路線バス・約5分)。ロープウェイ山麓駅はバス停のそば。
  3. ロープウェイで山頂駅へ上がり、文学のこみちを下って千光寺へ。
  4. 本堂からさらに石段と路地を下って本通りへ出て、尾道駅へ戻る。
新幹線で新尾道駅へ、そこから路線バス
新尾道駅は市内に停まる山陽新幹線の駅で、JR尾道駅までは路線バスで約15分。尾道駅からは東行きのバスに乗り、長江口で降りると約5分、ロープウェイ山麓駅はバス停のすぐそばにある。路線バスは前払い式なので、ICカードを使わない場合は小銭を用意しておくとよい。
歩いて尾道駅へ戻る
坂を下りきると尾道駅から少し離れた本通りに出るので、ロープウェイの復路券はなくてよい。乗って下りたい場合は、最終便が列車の終電よりかなり早いため、散策を始める前に山頂駅の掲示で時刻を確かめておく。尾道駅はJR山陽本線の駅で、西は広島方面、東は福山方面へつながっている。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

千光寺は、尾道の港の北側に立ち上がる千光寺山の中腹、岩肌の張り出しに建つ。その下の斜面は碁盤の目ではなく石段でできていて、寺も家も路地も、ひとつの斜面に積み重なっている。山の上半分を占める千光寺公園には、尾道市立美術館と、詩歌を刻んだ岩が点在する遊歩道がある。山頂の展望デッキ「PEAK」からは、海峡とその向こうの島までが視界に入る。朱塗りの本堂は岩に支えられるように建ち、下の通りからも見えるので、歩くときの目印になる。

おすすめの楽しみ方

ロープウェイは山麓から尾根まで3分。だから多くの人が上りだけ乗り、帰りは歩く。千光寺の拝観は9時から17時までなので、出発時刻を決めるのはロープウェイではなくこの時間帯のほうだ。歩いて下れば、文学のこみち、本堂、路地までがひと続きの道になる。

歴史・背景

開創は806年、平安時代のはじめとされ、寺の由緒は弘法大師による開基を伝えている。境内には、それより古い物語をまとった岩が二つある。玉の岩には、かつてその頂で玉が光り、海の方を照らしていたという伝説が残る。もう一つの鼓岩は、叩くと太鼓のような音が返ることから、地元でポンポン岩と呼ばれてきた。

行く前に

現金
ロープウェイは中学生以上が片道500円・往復700円、小学生以下は片道250円。歩いて下りるなら片道券で足りる。支払い方法は公式サイトに明記がないので、現金を用意しておくのが確実だ。
行く前に
境内には拝観時間があり、遅い時間に上がると尾根に着いた頃には本堂が閉まっていることがある。下りはずっと石段と急な路地で、日没後は照明がなく、雨のあとは滑りやすい。ロープウェイは定期点検で運休する期間があり、日程は公式サイトに掲示される。
別ルート
新尾道駅からは、長江経由で尾道駅へ向かうバスに乗り、長江口で降りる方法もある。所要は約10分で、尾道駅での乗り換えを省ける。尾道駅から歩く場合は、アーケード商店街を東へ進み、長江通りで山側へ折れる。
降りたあと
尾道駅を出て正面のバス乗り場へ渡り、東行きの便で長江口へ。ロープウェイ山麓駅はバス停の目の前にある。同じ道を歩く場合も、山側へ折れるまでは平坦な舗装路が続く。