
広島北・安芸太田No.612★★★地図で見る →
三段峡
広島の北、山あいを流れる川がつくった峡谷。淵と早瀬と滝の連なりを、水際の遊歩道がたどっていく。広島市中心部から直通のバスがあり、終点がそのまま入口になる。
- 起点広島バスセンター
- 約1時間15分広電バス・高速道経由
- 降車三段峡バス停(広電バス75系統)
- そこから
- 三段峡
場所
広島のほかの記事 25件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 正面口バス路線の終点であり、川沿いの遊歩道が始まる玄関口
- 姉妹滝入口からほど近い二筋の滝。最も短いコースの折り返し点
- 石樋なめらかな岩盤の上を川が滑り落ちる区間。休憩所がある
- 黒淵深く静まった淵。ここでは渡舟が水面を渡してくれる
- 猿飛さらに上流の狭まった一角。運航期には別の舟が出る
実際の行き方
- 広島バスセンター→三段峡(広電バス75系統・高速道経由、約1時間15分)。
- 三段峡バス停→正面口(徒歩約1分)。
- 正面口→姉妹滝→石樋休憩所へ、川沿いの遊歩道を進む。
- 黒淵で折り返す。渡舟が動いていれば乗って、同じ停留所へ戻る。
- 広電バス75系統・広島バスセンターから
- 広島バスセンター→(広電バス 三段峡線・高速道経由75系統)→三段峡、約1時間15分。可部・加計を回る74系統は同じ路線を下道でたどるため2時間を超える。峡谷の入口はバスの終点そのものなので、降りてから迷うことはない。
- 三段峡から戻る
- 帰りのバスも到着したのと同じ停留所から出る。本数は多くなく一日に分散しているので、歩き出す前に帰りの時刻を控えておきたい。峡谷側に鉄道の駅はなく、公共交通で戻る手段はバスだけだ。
どんな場所か
三段峡は、広島県の内陸側、安芸太田町の山を北へ削って続く峡谷だ。支流まで数えると全長は約16キロにおよび、その谷底に沿って遊歩道が延びている。両側から岩壁が迫り、川は淵となって静かに広がっては、また細って滝に変わる。黒淵と猿飛には渡舟があり、道の途切れる区間を舟で継いでいく。ここ数年の豪雨で通行止めになった区間があり、歩ける範囲は季節ごとに変わる。
おすすめの楽しみ方
正面口から姉妹滝までは徒歩約10分、石樋の休憩所までなら約30分。短い滞在でも峡谷の内側まで入り込める距離だ。渡舟は季節限定で、増水すれば止まる。あてにせず、動いていたら儲けものと考えておきたい。出発前に安芸太田町観光協会の遊歩道情報を確認しておくこと。通行できる区間は年内でも入れ替わる。
歴史・背景
三段峡が国の文化財として扱われるようになったのは1925年、名勝に指定されたときだ。1953年には一段上の特別名勝に格上げされている。指定の範囲は安芸太田町と北広島町の二つの町にまたがっており、この峡谷と支流がどれだけ広がっているかが、そこから察せられる。名勝という区分は公園としてではなく、風景そのものを文化財として守るという考え方に立っている。
行く前に
- 現金
- 遊歩道そのものに入場ゲートはない。黒淵の渡舟には乗船料がかかり、正面口・水梨口いずれの駐車場も有料なので、現金を用意しておくとよい。
- 行く前に
- 豪雨で傷んだ遊歩道は区間ごとに閉じたり開いたりを繰り返している。渡舟も増水や悪天候で止まる。紅葉の季節がいちばん混み合う。日が傾く前に入口まで戻る計画で歩きたい。
- 別ルート
- 74系統なら同じ路線を下道で走り、広島から可部線で出た可部からも乗れる。車の場合は中国自動車道の戸河内インターチェンジから国道191号を益田方面へ向かう。
- 降りたあと
- 三段峡は路線の終点。バスを降りた場所から正面口までは徒歩1分ほどで着く。