
北海道北・稚内No.700★★地図で見る →
宗谷岬
稚内の北東、オホーツク海に面した日本本土最北端の岬。三角形の碑が先端に立ち、澄んだ日には海峡越しにサハリンが見える。国道の背後は草の斜面で、上には灯台がある。
- 起点稚内駅
- 約50分宗谷バス・1日数便
- 降車宗谷岬(宗谷バス 天北宗谷岬線)
- 徒歩
- 宗谷岬
狙い目
よく知られた岬で、夏の駐車場は埋まる。静かな穴場ということはない。ただしバスで来ると景色の見え方が変わる。便と便のあいだが長く空くぶん、碑と像と背後の斜面が、写真を撮って去る対象ではなく、半日かけて歩く場所になる。
場所
北海道のほかの記事 102件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 日本最北端の地の碑海に向かって立つ三角形の碑。北極星の一稜をかたどった形
- 間宮林蔵の立像ここから樺太へ渡った探検家の像。海峡をまっすぐ見つめている
- 宗谷岬公園国道の背後に広がる草の斜面。上り坂に沿って碑が点在する
- 宗谷岬灯台公園の上の高みに立つ灯台。海を見下ろす位置にある
実際の行き方
- 稚内駅前バスターミナル→宗谷岬(宗谷バス 天北宗谷岬線・約50分)。
- バス停「宗谷岬」→日本最北端の地の碑と間宮林蔵像(海側にすぐ)。
- 国道を渡って宗谷岬公園の斜面を上り、灯台まで。
- 同じバス停に戻って稚内駅前ターミナル行きに乗る。
- 宗谷バス「天北宗谷岬線」・稚内駅前ターミナルから
- 稚内駅前バスターミナルの1番のりばから、鬼志別行きまたは浜頓別行きに乗って宗谷岬まで約50分。バス会社自身が「運行便数が大変少ない」と告知しているとおりで、時刻表に一日の予定を合わせる形になる。
- 同じバス停から稚内へ戻る
- 帰りは同じバス停で稚内駅前ターミナル行きに乗る。所要は行きより少し長い。宗谷岬は終点ではないので、乗る前に行き先表示を確かめること。待合室の中にいると運転手から見えないため、時刻が近づいたら外に出て待つ。
どんな場所か
宗谷岬は、稚内から北東へ延びた半島の先端で、面しているのはオホーツク海だ。切り立った崖はなく、草地とゆるい起伏が海際まで下りてきて、国道が波打ち際のすぐ横を走っている。碑が立つのは、国道と海のあいだの舗装された広場。背後には無料の駐車場と数軒の店が並ぶ。国道の内陸側は斜面になっていて、宗谷岬公園として碑が点在し、その上に灯台が見える。空気の澄んだ日には、40km以上先のサハリンが灰色の線になって浮かぶ。
おすすめの楽しみ方
降りたらまず帰りの時刻を確認したい。天北宗谷岬線は1日数便で、しかも宗谷岬は途中のバス停だ。そして、その待ち時間こそが滞在時間になる。碑と像を見て、国道を渡って公園の斜面を上って戻る——それがちょうど収まる長さだ。サハリンが見えるかどうかを決めるのは時刻ではなく、その日の空気の澄み具合である。
歴史・背景
先端に立つ碑は、北極星の一稜をかたどった三角形だ。北緯45度31分22秒という緯度そのものが土地の意味になっている場所らしい造形である。傍らには間宮林蔵の立像があり、まっすぐ海を見ている。彼はこの海岸から樺太へ渡った探検家で、像の視線はその航路の先に向けられている。国道の内陸側、宗谷岬公園の斜面には後の時代の碑がいくつも置かれ、一か所にまとまらず上り坂に沿って点在している。
行く前に
- 現金
- 碑も像も背後の公園も、歩くだけなら費用はかからない。バス運賃は車内で支払う。稚内駅前ターミナルの窓口では、割安な往復乗車券も売っている。
- 行く前に
- すべて屋外で、遮るものがない。オホーツク海からの風はほとんど止まないと思っておきたい。冬は地吹雪と厳しい冷え込みが加わり、便も減る。上着を足せば済む話ではなく、別の計画として組んだほうがいい。
- 別ルート
- 車なら稚内駅から約40分、稚内空港から約25分。海沿いの国道238号を進む。岬の駐車場は無料。
- 降りたあと
- バス停「宗谷岬」は国道238号沿い、岬の真向かいにある。碑は海側にすぐ。公園へ上る道は、国道を渡った内陸側から始まる。