
秋田市・土崎No.1274★★地図で見る →
土崎港曳山まつり(土崎神明社祭の曳山行事)
毎年7月20日・21日、秋田市の港町・土崎では、武者人形を飾った曳山が港ばやしにのって町を練る。土崎神明社の例祭で、ユネスコ無形文化遺産に登録された曳山行事だ。
- 起点秋田駅
- 電車で約8分秋田駅からJR
- 降車土崎駅(JR奥羽本線)
- 徒歩
- 土崎港曳山まつり(土崎神明社祭の曳山行事)
狙い目
よく知られた祭りで、穴場ではない。国の重要無形民俗文化財で、ユネスコ無形文化遺産の一部でもある。見落とされやすいのは、祭りのあとの季節だ。曳山は祭りが終わるとすぐに解体されるが、港の伝承館には実物の一台が据えられていて、開館日ならその大きさと細工を間近で確かめられる。
場所
秋田のほかの記事 34件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 土崎神明社祭りの主である神社。初日、曳山がここへ参拝に立ち寄る
- 本町通り曳山が行き交い、露店が並ぶ祭りの目抜き通り
- 土崎みなと歴史伝承館 曳山展示ホール高さ11.5mの実物の曳山を、本番の映像とともに一年中展示
- 常設展示室北前船の寄港地だった頃を含む、秋田市と土崎の歴史を紹介
- 空襲展示ホール太平洋戦争の終戦前夜の土崎空襲を伝える展示室
実際の行き方
- 秋田駅→土崎駅(JR奥羽本線、約8分)。
- 駅を西側へ出て、正面の道を西へ。左手に土崎神明社がある。
- さらに西へ進み、祭りの目抜き通りの本町通りへ。
- 土崎みなと歴史伝承館へ(駅から徒歩約10分)。実物の曳山を見る。
- 秋田駅からJR奥羽本線
- 秋田駅から北へ向かうJR奥羽本線に乗り、土崎駅で降りる。乗車は約8分。駅から土崎神明社までは、数百メートル歩けば着く。
- 土崎駅から秋田駅へ
- 同じ路線で秋田駅へ戻る。祭りの夜は戻り曳山が遅くまで続き、通りも人で埋まる。駅までは時間に余裕を見ておきたい。
どんな場所か
土崎港曳山まつりは、秋田の港町・土崎にある土崎神明社の例祭だ。曳山は参加する町内ごとに毎年新しく組まれ、近年はおおむね20数台が出る。表側は合戦の場面になっていて、鎧をまとった人形や上半身をさらした人形が、男岩と女岩一対の夫婦岩を背に構える。裏側には囃子方が乗る櫓が組まれ、その上に政治や世相を大胆に皮肉った「見返し」と、とぼけた顔の人形が載る。曳き子は「ジョヤサ」の掛け声で綱を曳き、港ばやしが町を包んでいく。
おすすめの楽しみ方
7月20日は、曳山が朝に町内を出て土崎神明社に参拝し、それぞれの町内へ戻っていく。いちばんの見せ場は21日夜の「戻り曳山」で、哀調を帯びた「あいや節」にのって曳山が各町内へ帰っていく。日程は毎年同じだが、出かける前にその年の公式案内を確かめておく。7月以外に訪れるなら、伝承館は9時から17時まで開いていて、火曜が休館日。
歴史・背景
起こりは宝永元年(1704年)。土崎の港に来る船乗りたちが神明社に神輿を寄進し、翌宝永2年(1705年)に神輿の渡御が行われた。これが港の祭りへと育っていったと伝わる。1997年には「土崎神明社祭の曳山行事」として国の重要無形民俗文化財に指定された。2016年には「山・鉾・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。
行く前に
- 現金
- 祭りは公道で行われる。伝承館は入館無料。祭りの日は通りに露店が並ぶので、現金を少し持っておくと動きやすい。
- 知っておきたいこと
- 祭りの日程は毎年同じだが、曳山の細かな運行予定はその年の公式案内で確かめる。祭りの日は一帯が混み合うので、電車で来るほうが確実。伝承館は火曜休館(祝休日なら翌日)で、年末年始も休み。
- 別ルート
- 車なら秋田自動車道の秋田北ICから伝承館まで約15分で、館には駐車場がある。ポートタワー・セリオン(道の駅あきた港)から歩いて向かうこともできる。
- 降りたあと
- 土崎駅を西側へ出て、正面の道をまっすぐ西へ進むと、左手に土崎神明社がある。そのまま進めば本町通りに出る。伝承館は駅から歩いて約10分。