秋田竿燈まつり
実写(ライセンス済み)掬茶 / CC BY-SA 4.0

秋田市・竿燈大通りNo.970★★★地図で見る →

秋田竿燈まつり

culture王道を、いちばんいい形で

八月三日から六日まで、秋田市は竿燈大通りの車を止め、提灯を吊るした竹竿を人の頭上に立てる。東北三大祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

  1. 起点秋田駅(秋田新幹線・JR各線)
  2. 徒歩10〜15分秋田駅西口から徒歩
  3. 秋田竿燈まつり

場所

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見どころ(歩く順)

秋田市民俗芸能伝承館掬茶 / CC BY-SA 4.0
  1. エリアなかいち にぎわい広場駅寄りの広場。昼竿燈の妙技会はここで開かれる
  2. 秋田市民俗芸能伝承館実物大の竿燈を持てる展示。市内の他の祭りの資料も並ぶ
  3. 旧金子家住宅伝承館に隣り合って残る町家
  4. 二丁目橋通りの東の端。規制区間はここから西へ延びる
  5. 竿燈大通り演技区間そのもの。中央分離帯にひな壇の観覧席が並ぶ

実際の行き方

  1. 東京→秋田駅(秋田新幹線こまち・乗り換えなし)。
  2. 秋田駅西口→エリアなかいち。昼竿燈はこの広場で。
  3. 大町の秋田市民俗芸能伝承館へ。実物大の竿燈を持てる。
  4. 南へ下りて竿燈大通りへ。規制区間を西へ歩く。
秋田駅から歩く
秋田駅は秋田新幹線の終点で、JR奥羽本線・羽越本線・男鹿線も集まる。来る人はほぼ同じコンコースに降りる。西口へ出たら、そのまま西へ。通りの東の端が先に来て、演技区間の中ほどはもう少し先になる。乗り換えは要らず、市内での運賃もかからない。
秋田駅へ戻る
同じ道を東へ。規制が解けると人が一度に動き出すので、行きより時間を見ておきたい。新幹線も在来線も空港バスも駅前に集まるから、二本目の乗り物を探す必要はない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

竿燈は、長い竹竿に横竹を結び、そこへ提灯を吊るしたものだ。実った稲穂に見立てている。いちばん大きい大若は提灯を46個下げ、高さは12m、重さは50kgほどになる。大通りにはこれが約280本並び、大きさの違うものを合わせると提灯の数は1万個ほどに達する。差し手はひとりで持ち続けるのではなく、交代でつなぐ。継竹は上げたまま足していくので、竿は人の頭の上でしなり、揺れる。

おすすめの楽しみ方

交通規制は18時15分に始まり、21時30分に解ける。竿が上がるのはこの間だ。昼竿燈は会期の後半、駅寄りの広場で行われ、技を近くで見るならこちらのほうが見やすい。まつりの時期を外して来るなら、伝承館は日中に開いて夕方には閉まる。

歴史・背景

もとは「ねぶり流し」という真夏の行事だった。笹竹に願い事の短冊を下げて町を練り歩き、最後に川へ流して眠気と邪気を送る。宝暦年間には今に近い形があったとされ、寛政元年(1789年)の紀行には、すでに提灯を連ねた竿が町を行く様子が記されている。蝋燭が広まり、盆の高灯籠と結びついて、竿を差す技を競う行事へ変わっていった。国が重要無形民俗文化財に指定したのは1980年のことだ。

行く前に

現金
大通りは公道で、有料の席は中央分離帯の一角に限られる。ひな壇の観覧席は実行委員会への事前申込制、団体の受付が先で個人はそのあとに始まる。伝承館は入館料が要り、赤れんが郷土館との共通券もあるので、現金を少し持っておくと動きやすい。
行く前に
日程は四日間で動かない。天候が悪くても中止はせず、時間を詰め、雨の切れ間を見て演技する方針が取られている。昼竿燈には屋内の代替会場が用意されている。伝承館のほうは年末年始が休みだ。
別ルート
空路なら、秋田空港からリムジンバスで秋田駅西口まで約40分。交通系ICカードが使えるので、飛行機で着いても列車と同じ起点に立てる。
降りたあと
西口を出たら、幅の広い通りをまっすぐ西へ。夕方から交通規制が入るため、まつりの夜は最後のひと区間を車道の上で歩くことになる。