
広島北東・帝釈峡No.614★★地図で見る →
帝釈峡
庄原市と神石高原町にまたがる、帝釈川が石灰岩を削った峡谷。見どころは雄橋。川が下へ下へと道を変えたときに残された、天然の岩の橋だ。南側の半分はダム湖になっている。
- 起点東城駅(JR芸備線)
- 約1時間東城駅からタクシー+遊歩道
- 帝釈峡
狙い目
路線バスが通っていないので、ほとんどの人は車で来る。しかも上流側と下流側は別の道でしか行けず、訪れる人は自然に分散する。県と庄原の観光団体が日本語で詳しく記録している一方、英語の情報はほとんどない。
場所
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- 白雲洞うち約200メートルが公開されている鍾乳洞
- 上帝釈の遊歩道上流側の峡谷を渓流沿いにたどる道。レンタサイクルで走ることもできる
- 雄橋長さ約90メートル、川面から約40メートルの高さに架かる石灰岩の天然アーチ
- 神龍湖峡谷の下流側を満たす人造湖。遊覧船が出ている
実際の行き方
- 広島バスセンター→東城(備北交通の高速バス・約2時間30分)。
- 東城駅→上帝釈駐車場(タクシーまたはレンタカー・県道23号)。
- 駐車場→白雲洞、そのまま渓流沿いの遊歩道へ。
- 遊歩道→雄橋(徒歩約30分)。同じ道を戻る。
- 東城駅からタクシーか車
- 最寄りは芸備線の東城駅。峡谷まで路線バスは通っていないので、ここからはタクシーかレンタカーになる。上帝釈駐車場は中国自動車道の東城インターチェンジから県道23号で約10キロメートル。駐車場から雄橋までは、遊歩道を歩いて約30分。
- 東城から戻る
- 東城を通る芸備線は備後落合方面が一日3往復ほどしかない。帰りの便は駅を出る前に決めておくこと。広島へ戻るなら、備北交通の高速バス(広島〜東城)のほうが当てにできる。タクシーはその時刻に合わせて頼みたい。
どんな場所か
帝釈川が石灰岩の台地を削り、広島県の北東の端に全長18キロメートルの峡谷をつくった。ひとつの場所ではなく、ふたつある。上流側の上帝釈は、鍾乳洞や岩のアーチのあいだを遊歩道で歩く区間。下流側は神龍湖に沈み、遊覧船が水面を行く。どちらも比婆道後帝釈国定公園のなかにある。県の公園案内は、岩の造形と並べて石灰岩地帯特有の植物群落を挙げている。上下の二つは離れていて、一日で両方というわけにはいかない。
おすすめの楽しみ方
上帝釈駐車場から雄橋までは片道およそ30分の歩き。往復すると上流側だけで半日は見ておきたい。出かける前に庄原観光ナビを確認すること。最後に確認した時点では、落石で雄橋より北の区間が通行止めだった。通れないときは、下流側の神龍湖と遊覧船に切り替えるほうが実りがある。
歴史・背景
峡谷を刻んだのは水であって人ではない。ただし下流側には人の手が入っている。大正期、帝釈川にダムが築かれ、せき止められた水が神龍湖になった。峡谷の一部は湖の底に沈み、代わりに遊覧船の航路が生まれた。のちに一帯は比婆道後帝釈国定公園に指定され、県はこの峡谷を公園の主要な景勝地として扱っている。石灰岩は水に溶ける。この地形はその性質が時間をかけてつくったものだ。
行く前に
- 現金
- 峡谷そのものを歩くのに料金はかからない。白雲洞と神龍湖の遊覧船は有料の施設で、料金も運航期間も変わるため、当日確かめること。タクシー代の現金は用意しておきたい。
- 行く前に
- 庄原観光ナビを最後に確認した時点では、落石により雄橋の北側から朱塗橋までの区間が通行止めだった。案内には日付が入り、更新されるので、出発前に必ず読むこと。高原の川沿いの道であることも頭に入れておきたい。
- 別ルート
- 下流側へは別ルートで入る。神龍湖は峡谷の南端、神石高原町側にあたり、遊覧船はそこから出ている。
- 降りたあと
- タクシーは上帝釈駐車場まで入る。上流側の遊歩道は駐車場の奥から始まり、渓流沿いに続く。