新穂高ロープウェイ
実写(ライセンス済み)Naokijp / CC BY-SA 4.0

岐阜北・奥飛騨温泉郷No.781★★★地図で見る →

新穂高ロープウェイ

nature王道を、いちばんいい形で

奥飛騨の温泉郷から二本のロープウェイを乗り継いで、北アルプスの縁の展望駅まで上がる。上の区間を走るのは国内で唯一の二階建てゴンドラで、路線は雪の季節も含めて通年動いている。

  1. 起点高山駅
  2. 約90分濃飛バス・ほぼ1時間に1本
  3. 降車新穂高ロープウェイ(濃飛バス終点)
  4. そこから
  5. 新穂高ロープウェイ

場所

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見どころ(歩く順)

西穂高口駅 屋上展望台663highland / CC BY 2.5
  1. 新穂高温泉駅バス停の目の前にある谷底の始発駅。第1ロープウェイはここから出る
  2. 鍋平高原・しらかば平中腹の台地。足湯とパン屋があり、上の区間の乗り場もここに置かれている
  3. 二階建ての搬器一台に上下二層のデッキを持つ国内唯一のゴンドラ。長い第2区間を上がる
  4. 西穂高口駅 屋上展望台頂上駅の屋根がそのまま展望台。槍ヶ岳と穂高の稜線が四方の一角に並ぶ
  5. 千石園地と頂の森頂上駅のすぐ外に続く針葉樹林の木道。林のなかに展望デッキが切ってある

実際の行き方

  1. 高山濃飛バスセンター→新穂高ロープウェイ(濃飛バス新穂高線・約90分・終点)。
  2. 新穂高温泉駅→鍋平高原駅(第1ロープウェイ)。
  3. しらかば平駅まで歩いて移り、二階建ての搬器で西穂高口駅へ(第2ロープウェイ)。
  4. 西穂高口駅の屋上展望台と千石園地を歩き、同じ経路で下る。
高山から濃飛バス
高山濃飛バスセンター→(濃飛バス新穂高線・約90分)→終点「新穂高ロープウェイ」。日中はおおむね1時間に1本で、高山発は予約不要。運賃は季節で変わるので、乗る前にバスセンターの掲示を読んでおく。
高山へ戻る
帰りは同じ路線を逆にたどる。夕方にかけて本数が減っていくので、ロープウェイの切符を買う前に戻りの便を決めておきたい。冬は峠の雪と高山市内の渋滞で、大きく遅れることがある。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

新穂高ロープウェイは、高山市の奥飛騨温泉郷・新穂高温泉から、標高2,156mの西穂高口駅まで人を運ぶ。上りは二本に分かれている。まず短い第1ロープウェイで谷の壁の上の台地へ、そこから森と谷をひとまたぎする長い第2ロープウェイで頂上駅へ。この上の区間の搬器が上下二層になっていて、乗客は谷が遠ざかっていくあいだ、二つのデッキを行き来できる。終点では駅の屋上がそのまま展望台で、槍ヶ岳と穂高の稜線が正面に並ぶ。年間を通して動いているぶん、七月と二月では同じ路線がまるで別の山として見える。

おすすめの楽しみ方

主要シーズンの始発は8時30分で、最終の下り便は夕方になる。搬器は決まった間隔で往復していて呼べば来るものではないから、どの便で下りるかを先に決め、その時刻から逆算して上の木道を歩くといい。運休はその日に告知されるので、谷を出る前にひと目確認しておく。

歴史・背景

開業は1970年。1960年代の初めに立ち上がった開発会社が、登山者のものだった奥飛騨の高所を一般の旅行者に開くために敷いた路線だ。それまで新穂高から上は、丸一日歩ける人の場所だった。第2ロープウェイは1998年に架け替えられ、このとき登場した二層の搬器が今も看板になっている。頂上駅と展望台はその後も手が入り続けている。路線全体が中部山岳国立公園のなかにある。

行く前に

現金
第1・第2を通した往復は、確認時点で大人3,800円。6kgを超える手荷物には別料金がかかる。切符は谷底の駅の窓口と、ウェブでの事前購入で買える。
行く前に
山頂は谷とは別の気候で、8月でも一枚羽織るものが要る。強風・雷・大雪・点検で搬器は止まり、その日の運行可否は始発前に告知される。
別ルート
松本方面からは平湯温泉まで来て、そこで新穂高線に乗り換える。車なら谷を上って新穂高温泉の駐車場に置き、第1ロープウェイの切符売り場までは歩いてすぐだ。
降りたあと
バスは終点「新穂高ロープウェイ」で降りる。第1ロープウェイの切符売り場までは平坦で、二分もかからない。