
愛媛・西条No.1312★★地図で見る →
西条まつり
10月中旬、愛媛県西条市の町に、提灯をともしただんじりが神社ごとの祭礼で繰り出す。最大の伊曽乃神社祭礼は、夕暮れの加茂川を神輿が渡り、神社へ帰って締めくくられる。
- 起点松山駅
- 鉄道で約1時間JR特急+徒歩
- 降車伊予西条駅(JR予讃線)
- そこから
- 西条まつり
狙い目
日本有数の秋祭りで、隠れた行事ではない。初めての人が見落としやすいのは、山場の場所だ。クライマックスは神社ではなく、町と神社のあいだを流れる加茂川で起きる。しかも川に入るだんじりは一部だけ。ほかは町側の土手に並んで、川を渡る神輿を見送る。
場所
愛媛のほかの記事 29件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 御殿前旧西条藩陣屋跡に建つ西条高校の正門前。朝の光で彫刻と刺繍がくっきり見える
- 加茂川右岸(町側)の土手百を超える提灯をともしただんじりが、一列に並ぶ岸
- 伊曽の橋付近神輿と地元のだんじりが川へ入る、川入りの場
- 伊曽乃神社川を渡った先の本社。祭りの始まりにだんじりが石段を担ぎ上げられる
実際の行き方
- 松山駅→伊予西条駅(JR予讃線・特急で約1時間)。
- 伊予西条駅→加茂川の伊曽の橋付近(南へ徒歩、約1.5km)。
- 伊曽の橋を渡る→伊曽乃神社(直線距離で1kmに満たない)。
- 16日は夕方前から町側の土手で待ち、夕暮れの川入りを見る。
- JR特急で伊予西条駅へ、そこから歩く
- 松山駅→(JR予讃線・特急で約1時間)→伊予西条駅。川入りの会場となる加茂川の伊曽の橋付近までは、駅から南へ約1.5km。西条市の案内では徒歩約20分だ。伊曽乃神社は橋を渡った先にあり、地図上の直線距離で1kmに満たない。
- 伊予西条駅へ戻る
- 川入りが終わったら、同じ道を北へ歩いて戻る。人が一度に動くので、行きより時間を見ておきたい。松山へ帰るなら、夜が始まる前に最終の特急の時刻を確かめておくとよい。
どんな場所か
西条まつりは、愛媛県東部の西条市で行われる嘉母・石岡・伊曽乃・飯積の各神社の祭礼をまとめた呼び名だ。10月中旬、各地区からだんじり・みこし・太鼓台と呼ばれる屋台が150台を超えて繰り出し、その数は日本一ともいわれる。だんじりは彫刻と刺繍の幕で飾った木の屋台で、見せ場では担ぎ手が肩の上へ高く差し上げる。なかでも最大なのが伊曽乃神社の祭礼で、80台あまりの屋台が2日間かけて神社と町を行き来し、最後は加茂川で締めくくられる。
おすすめの楽しみ方
伊曽乃神社祭礼は毎年10月15日と16日で、日付は動かない。15日へ日付が変わる深夜、提灯をともしただんじりが神社の石段を担ぎ上げられて祭りが始まる。16日の朝は御殿前に集まり、15〜16時ごろからは加茂川の土手に並び始める。川入りは夕暮れで、例年予定より遅れがちだ。夜まで予定を空けておきたい。
歴史・背景
西条市は、この祭りを五穀豊穣を神に感謝する江戸時代から続く神事と紹介している。屋台はそれぞれ氏子の町が持つものだ。伊曽乃神社はそれよりはるかに古く、古代の法令集『延喜式』の神名帳に、最も格の高い名神大社として名を連ねる。二日目の朝にだんじりが集まる御殿前は西条藩の陣屋があった場所で、いまは西条高校が建っている。
行く前に
- 現金
- 見物は公道や河川敷から。西条市によると有料の桟敷席はなく、事前の場所取りもできない。祭りの期間には露店が出る。
- 行く前に
- 2026年のほかの祭礼は、嘉母神社が10月10〜11日、石岡神社が14〜15日、飯積神社が16〜17日。嘉母神社はスポーツの日に合わせるため、年ごとに日付が動く。西条市によると、祭りの期間は休む飲食店が多い。仮設トイレは設けられる。
- 別ルート
- 岡山・高松方面からも、予讃線の特急が伊予西条駅に停まる。車なら松山自動車道のいよ西条ICから。祭りの日は加茂川左岸の加茂川橋付近に無料の臨時駐車場が開く。
- 降りたあと
- 伊予西条駅から町なかを南へ進み、加茂川へ。だんじりは伊曽の橋付近の町側の土手に並ぶ。橋を渡ってさらに進むと伊曽乃神社に着く。