
愛媛西・佐田岬半島No.645★★地図で見る →
佐田岬灯台
四国の西の端。細長く伸びた半島の先に、白い灯台がぽつんと立っている。北は瀬戸内海、南は宇和海。二つの海に挟まれた尾根をたどった先が、四国最西端だ。
- 起点八幡浜駅
- 約2時間車かフェリー・バスは少なめ
- 降車三崎港(伊予鉄バス・国道九四フェリー)
- そこから
- 佐田岬灯台
狙い目
隠れた場所ではない。県も町も観光地として紹介しているし、四国の景観を選ぶ企画にも取り上げられている。それでも人が少ないのは、単純に遠いからだ。最寄りの鉄道駅から先端まではかなりの距離があり、半島を走るバスも一日に数本しかない。四国の旅程は、たいていこの手前で折り返してしまう。
場所
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- 国道197号 メロディーライン半島の尾根をたどり、両側に海を落とし込んで走る道
- 椿山展望台伊方町が岬と灯台の眺望点として挙げている高台
- 佐田岬灯台四国最西端に立つ白い灯台。歩いてしか近づけない
- 移動式探照灯格納庫岬の先に残る戦時のコンクリート施設と、環状の小道
- 佐田岬砲台跡海峡をにらんでいた砲台の、石積みとコンクリートの跡
実際の行き方
- 八幡浜駅→三崎港(尾根を走る国道197号をレンタカーで西へ、1時間かからない)。
- 三崎港→岬の駐車場(半島の道をさらに西へ。この区間に路線バスはない)。
- 駐車場→佐田岬灯台(舗装された遊歩道を片道およそ20分)。
- 灯台の周りの探照灯格納庫と砲台跡を歩いてから、来た道を戻る。
- 八幡浜から国道197号を西へ
- 伊方町にいちばん近い鉄道駅は、JR予讃線の八幡浜駅。そこから半島の尾根を走る国道197号を西へ進むと、三崎港までは1時間かからない。港を過ぎてさらに西へ走り、岬の無料駐車場に停めると、そこから灯台への遊歩道が始まる。半島にも路線バスは通っているが本数がごく少ないので、頼るなら先に時刻を確かめておきたい。
- 同じ道を東へ戻る
- 帰りは国道197号を東へ、八幡浜方面へ引き返す。岬の遊歩道に照明はなく、半島は日が落ちると店も少なくなる。明るいうちに戻り始めるのが安心だ。そのまま九州へ抜けるなら、途中の三崎港からフェリーに乗り継ぐ手もある。
どんな場所か
佐田岬半島は、愛媛県伊方町から西へ細く伸びている。北側は瀬戸内海の伊予灘、南側は外海の宇和海で、ひとつの尾根が二つの海を分けている。国道197号はその尾根をほぼたどって走るため、地元では「メロディーライン」と呼ばれている。走っていると、右にも左にも海が見える区間がある。日本語の資料は、この半島を国内でいちばん細長い半島だと記している。そして陸が尽きるところに白い灯台が立ち、そこが四国最西端になる。
おすすめの楽しみ方
狙うなら午後の遅い時間だ。駐車場から灯台までは片道およそ20分、同じ道を歩いて戻ることになる。愛媛県の観光サイトはここを「四国で一番夕日に近い場所」と紹介していて、晴れた日には海峡の向こうに九州の陸地も見える。遊歩道に照明はないので、明るいうちに引き返したい。
歴史・背景
灯台の先に広がるのは、四国と九州のあいだの豊予海峡だ。かつてこの海峡は守るべき関門とされ、その痕跡が今も灯台のすぐ近くに残っている。佐田岬砲台の跡と、移動式の探照灯を納めた格納庫、そしてそこへ通じる環状の小道だ。いまの海峡はずっと穏やかで、半島の三崎港と大分県の佐賀関のあいだをフェリーが行き来している。尾根を貫く国道が通ってからは、この岬全体が一度の運転で届く場所になった。
行く前に
- 現金
- 灯台までの遊歩道も展望台も無料。岬の駐車場は40台ぶんで、こちらも料金はかからない。フェリーと半島のバスの運賃は別に必要になる。
- 行く前に
- 遊歩道は屋外で、照明がない。先端は両側の海から風が抜けるため天候の変化を受けやすく、途中に雨宿りできる場所もない。
- 別ルート
- 九州側からなら、大分の佐賀関からフェリーで三崎港へ渡るルートがある。降りた港から岬までは車ですぐだ。
- 降りたあと
- 公共交通で行けるのは三崎港まで。そこから岬へ向かうバスはないので、残りの西側の区間はレンタカーかタクシーになる。着いた先の無料駐車場から遊歩道が始まる。