花輪ばやし
実写(ライセンス済み)Marho / CC BY-SA 4.0

秋田・鹿角市花輪No.1254★★地図で見る →

花輪ばやし

〜鹿角・花輪の屋台祭り〜

culture穴場——実はすごい

8月19日・20日、鹿角市花輪の町を十町内の豪華な屋台が巡り、囃子が夜通し鳴り続ける。産土神への奉納囃子で、日本三大ばやしの一つ。ユネスコ無形文化遺産に登録された屋台行事でもある。

  1. 起点盛岡駅
  2. 約1時間35分盛岡から高速バス・ほぼ1時間おき
  3. 降車鹿角花輪駅(JR花輪線)
  4. 徒歩
  5. 花輪ばやし

狙い目

隠れた祭りではない。いちばんの見どころの駅前行事には、有料の桟敷席まで用意される。見落とされがちなのは、その長さだ。屋台は日付が変わっても囃子をやめず、未明まで町を巡る。祭りの時期を外しても、同じ屋台が道の駅の展示館で待っている。

場所

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見どころ

鹿角花輪駅前広場Marho / CC BY-SA 4.0
  1. 鹿角花輪駅前広場祭りいちばんの夜に、十台の屋台がそろう駅前の広場
  2. 御旅所祭りの間、神輿が安置される町なかの仮宮。初日のパレードはまずここを目指す
  3. 花輪ばやし祭り展示館道の駅かづのに併設。本番で実際に使われる屋台を展示
  4. 太鼓体験コーナー展示館内で太鼓に触れられる一角。鹿角の祭りを紹介する映像やパネルも
  5. 幸稲荷神社囃子を奉納する花輪の産土神。町の中心部から東に離れて鎮座する

実際の行き方

  1. 東京→盛岡駅(東北新幹線)。
  2. 盛岡駅西口→鹿角花輪駅前(高速バスみちのく号・約1時間25分)。
  3. 駅を出てすぐの駅前広場が、祭りいちばんの夜の舞台。
  4. 南へ徒歩約10分、道の駅かづのの展示館で屋台を間近に見る。
盛岡から高速バス
盛岡駅西口(22番乗り場)から高速バス「みちのく号」で鹿角花輪駅前まで約1時間25分。日中はほぼ1時間おきに出ており、予約はいらない。駅前広場は降りてすぐで、展示館へは南へ歩いて行ける。
盛岡へ戻る
帰りも鹿角花輪駅前からみちのく号が出るが、最終便は夕方のうちに出てしまい、駅前行事には間に合わない。夜の行事まで見るなら、鹿角に泊まる前提で計画したい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

花輪は、秋田県北東部にある鹿角市の中心市街地だ。花輪ばやしは、この地区の産土神である幸稲荷神社に奉納される祭礼囃子で、十の町内がそれぞれ屋台を出す。屋台は本漆と金で仕上げられ、町内ごとの囃子を鳴らしながら通りを練り歩く。初日の夕方、屋台はまず神輿が安置された御旅所へ向かい、そこから駅前広場へ進んで十台が一堂にそろう。広場の行事が終わっても囃子はやまず、夜通し町に響き続ける。

おすすめの楽しみ方

初日は17時30分に各町内の屋台が動き出し、日が暮れてから駅前広場に集結する。日付が変わると朝詰のパレードが始まるので、眠らずに付き合うのもこの祭りの味わい方だ。祭り以外の時期なら展示館で一年を通して屋台を見られるが、祭りの期間中は休館する。実演披露が行われる日もあるので、予定を確かめて訪ねたい。

歴史・背景

囃子の起源は平安時代末期にさかのぼると伝えられる。幸稲荷神社は火災で古い記録を失っており、1470年(文明2年)に南部藩主が社殿を再建した。神社の例祭は8月16日で、この日に神輿が町なかの御旅所へ移される。2014年に「花輪祭の屋台行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録された。

行く前に

現金
駅前行事の桟敷席は有料で、事前に販売される。展示館は入館料がかかる。みちのく号はSuicaなど交通系ICカードで支払える。
行く前に
日程は毎年同じ日付で動かない。祭りの両日は花輪の中心部で交通規制が敷かれ、鹿角市が毎年規制図を公表している。展示館は祭りの期間中は休館する。
別ルート
東京からなら、池袋発の夜行高速バス「ジュピター号」が鹿角花輪駅前まで走る。車なら東北自動車道の鹿角八幡平ICから花輪の市街地まで約5分。
降りたあと
鹿角花輪駅を出ればすぐ駅前広場。道の駅かづのの展示館へは、南へ徒歩約10分。