
新潟南部・湯沢No.1241★★地図で見る →
越後湯沢温泉
雪の谷にある温泉地で、東京から乗り換えなしで着く。駅の西口から温泉通りが延び、宿と無料の足湯が並ぶ。通り沿いの町営資料館は、川端康成『雪国』を軸に組み立てられている。
- 起点東京駅
- 最短66分上越新幹線・直通
- 降車越後湯沢駅(上越新幹線)
- 徒歩
- 越後湯沢温泉
狙い目
穴場ではない。トンネルが山を抜けたころからスキー客は列車で来ているし、冬の越後湯沢駅は上越新幹線でも人の多い駅の一つだ。ただ、多くの人が見る湯沢は駅ビルの中で終わる。酒の売り場と酒風呂がそこにあるからだ。外の温泉通りと、町が持つ共同浴場は、扉から数百メートル先にある。たいていの旅程は、そこまで届かない。
場所
新潟のほかの記事 12件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 越後湯沢駅 西口温泉通りの起点。駅前広場に無料の足湯が置かれている
- 温泉通り駅から西へ、宿とみやげ店が並ぶ一本の道
- 足湯「かんなっくり」資料館の隣にある無料の足湯。冬季は閉鎖される
- 雪国館『雪国』を描いた日本画14点と、川端康成直筆の書や遺愛品
- 歴史コーナー出土枚数が全国二位という約27万枚の「石白古銭」
実際の行き方
- 東京駅→上越新幹線、直通で越後湯沢駅。
- 越後湯沢駅→西口へ。駅前広場の足湯を通り過ぎる。
- 駅前→温泉通りを西へ、雪国館まで。
- 雪国館→そのまま通りの奥、湯元の共同浴場のほうへ。
- 東京から上越新幹線で
- 東京駅から直通で、最短66分。新幹線のホームは在来線の上にあり、どちらも同じ駅舎に収まっているので、着いてから乗り換えに歩かされることがない。町は西口から始まる。
- 東京方面へ戻る
- 帰りは同じ上越新幹線で山を南へ抜ける。湯沢はスキーの玄関口なので、冬は人の流れが時間帯ごとに片側へ寄る。指定席は行きより帰りのほうで効く。列車待ちの時間は駅ビルの売り場と入浴施設で潰せる。
どんな場所か
町は谷の底にある。片側を線路が走り、反対側は山が閉じている。駅の西口を出ると温泉通りが緩くカーブしながら延びていて、宿とみやげ店が並び、駅前広場には無料の足湯が置かれている。建物がまばらになるあたりまで、その一本が続く。湯沢町が持つ公営の共同浴場は六か所。谷の奥の古い湯元から、スキー場の近くのものまで散らばっているので、宿を一つ決める旅ではなく、湯を順に回る旅も組める。もう一つ変わらないのは雪だ。屋根の勾配も、通りの雁木も、路面の造りも、全部それを前提にしてある。
おすすめの楽しみ方
資料館は9時に開いて17時に閉まる。最終入館は16時30分。休みは水曜で、祝日に当たると翌日に振り替わり、8月は無休になる。隣の足湯は無料だが、冬は閉まる。共同浴場の時間は施設ごとに違うので、資料館の時間を先に決めて、湯をその前後に挟むと組みやすい。
歴史・背景
湯はホームより先にあった。いちばん古い共同浴場は、いまも通りの奥、谷の湯元にあたる場所に建っている。ただ、この町の名前を外へ運んだのは小説のほうだ。川端康成が湯沢に来たのは昭和9年、1934年のこと。温泉通りの奥にある宿の二階に部屋を取り、『雪国』はそこで書かれた。部屋はいまも残され、ヒロインの名は共同浴場の一つに付き、町の資料館はこの一冊を軸に組み立てられている。
行く前に
- 現金
- 資料館の入館料は、湯沢町と新潟県の案内では大人500円・子供250円。団体には別の料金がある。共同浴場の料金は施設ごとに別に決まっている。
- 行く前に
- 資料館の休みは水曜。祝日に当たれば翌日に回り、8月は休まない。隣の足湯は冬季閉鎖。雪の多い土地なので、冬は徒歩の所要が地図どおりにならないと思っておくほうがいい。
- 別ルート
- 車なら関越自動車道の湯沢ICから約5分。資料館には普通車10台・大型2台の無料駐車場がある。日本海側からは、北越急行ほくほく線の列車も越後湯沢駅まで直通してくる。
- 降りたあと
- 越後湯沢駅の西口を出て、温泉通りを西へ。資料館まで徒歩約7分、宿とみやげ店が並ぶのと同じ通り沿いに建っている。