
愛媛南予・宇和島No.1316★★地図で見る →
宇和島の闘牛
愛媛・南予の宇和島に伝わる、牛と牛の闘牛。町を見下ろす丘の上のドーム型闘牛場で定期大会が開かれ、勢子が土俵の中で牛をけしかける。
- 起点松山駅
- 約1時間20〜30分JR特急宇和海
- 降車宇和島駅(JR予讃線)
- そこから
- 宇和島の闘牛
狙い目
隠れた行事ではない。県も市も観光サイトで紹介している。制約になるのは日程のほうで、取組があるのは年に数日の決まった日だけ。ほかの日に行けば、見られるのは取組のない闘牛場になる。
場所
愛媛のほかの記事 29件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 丸山宇和島駅の東にある丘。頂に闘牛場が建つ
- ドーム型の闘牛場全天候型のドームで覆われた闘牛場。全国でも珍しい造り
- 闘牛場の入口大会の日に観客が入っていく、闘牛場の正面入口
- 土俵直径20mの土俵。牛と勢子がここで向き合う
実際の行き方
- 松山駅→宇和島駅(JR特急宇和海、約1時間20〜30分、終点)。
- 宇和島駅→丸山の頂上(東へ歩いて坂を上る。大会の日は無料送迎バスもある)。
- ドーム型の闘牛場→入口→観客席へ。大会の日は全席自由席。
- 最後の取組が終わったら、丘を下って駅へ戻り、松山行きの列車に乗る。
- JR特急宇和海で宇和島へ
- 松山駅からJR予讃線の特急「宇和海」に乗り、終点の宇和島へ。愛媛県の公式観光サイトは約1時間20分としているが、もう少しかかる列車もある。闘牛場は駅から直線で東へ500mあまりの丸山の上にあり、頂上までは上り坂になる。
- 宇和島駅から戻る
- 丘を下って宇和島駅へ戻り、特急「宇和海」で松山へ。大会の取組は14時ごろに終わるので、帰りは午後の時間をまるごと使える。発車時刻は駅かJR四国の時刻表で確かめておく。
どんな場所か
宇和島の闘牛は、人と牛ではなく、牛と牛が勝負する。牛同士が角を突き合わせて押し合い、戦意をなくして逃げたほうが負けになる。それぞれの牛には勢子(せこ)と呼ばれる介添え役が付き、そばを離れずに牛をけしかける。勝負に制限時間はない。定期大会は年4回、丸山の頂にあるドーム型の市営闘牛場で開かれる。南予地方に伝わるこの習俗は、いまも続いている地域が全国でも数えるほどしかない。
おすすめの楽しみ方
定期大会は1月2日・5月3日・7月23日・10月第4日曜で、市と大会公式サイトの両方が確認時点でそう案内していた(2026年の秋場所は10月25日)。開場は10時、取組は12時から14時ごろまでで、1分で決まる一番もあれば40分を超える一番もあるので、通しで見るつもりで行きたい。大会のない平日も、市の案内では9時から16時まで場内を見学できる。
歴史・背景
起源ははっきりしない。鎌倉時代に農民が農耕牛の角を突き合わせて楽しんだのが始まりという説と、17世紀後半に宇和海で漂流していたオランダ船を地元の漁民が救い、その礼に贈られた牛が格闘したのが始まりという伝承がある。安政3年(1856年)の文書にはすでに記録が見え、第二次世界大戦後には一時禁じられた。現在のドーム型闘牛場は昭和50年(1975年)に完成し、平成7年(1995年)には「南予地方の牛の角突き習俗」が国の選択無形民俗文化財になった。
行く前に
- 現金
- 2026年10月3日の確認時点で、市と大会公式サイトはともに、定期大会の観覧料を当日3,000円・前売2,500円、65歳以上と障がいのある人は2,000円、中学生以下は無料と案内している。駐車場は無料だが、大会の日は満車になることがあると公式サイトが注意している。
- 行く前に
- 大会のない日の闘牛場は土日祝と年末年始が休みで、市は臨時休館もあるとしている。大会の日付には「予定」と付いたものもあるので、出かける前に公式サイトで確かめたい。牛は大きな動物なので、係員の指示に従い、観客席から見ること。
- 別ルート
- 定期大会の日は、宇和島自動車バスセンターと、JR宇和島駅前の宇和島自動車本社前から、闘牛場行きの無料送迎バスが出ると公式サイトが案内している。時刻は公式サイトで確認を。
- 降りたあと
- 宇和島駅から東の丸山へ向かい、坂を上った頂上にドーム型の闘牛場がある。大会の日は無料送迎バスを使えば坂を歩かずに済む。