
敦賀・金ヶ崎No.1315★★地図で見る →
敦賀赤レンガ倉庫
敦賀港の端に残る、明治の煉瓦の石油倉庫。いまは港のジオラマ館とレストランになっていて、館内の展示と同じくらい、外の煉瓦が建物の来歴を物語る。
- 起点敦賀駅
- 約11分敦賀駅から周遊バス
- 降車赤レンガ倉庫(ぐるっと敦賀周遊バス)
- 徒歩
- 敦賀赤レンガ倉庫
狙い目
敦賀の周遊バスが停まる定番の観光施設で、穴場ではない。訪れる人の目当てはたいていジオラマか食事だ。建物の来歴をいちばん語っている外壁のほうは、意外と素通りされやすい。
場所
福井のほかの記事 28件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- キハ28形気動車倉庫の北側の屋外に置かれた、かつて小浜線を走っていた気動車
- 出入口の上の白い数字陸揚げした石油箱を順に整理した跡と、市立博物館が読み解く書き込み
- ジオラマ館明治後期から昭和初期の敦賀の港と鉄道を、模型で再現した展示
- レストラン館もう一方の倉庫。煉瓦に囲まれた空間で食事ができる
- 煉瓦塀とオープンガーデン倉庫とともに登録された塀と、敷地の南側に広がる庭
実際の行き方
- 敦賀駅→赤レンガ倉庫バス停(ぐるっと敦賀周遊バス・観光ルート、約11分)。
- まず北側のキハ28形気動車を見て、出入口の上の白い数字を探す。
- ジオラマ館に入り、続いて隣のレストラン館へ。
- 煉瓦塀とオープンガーデンを歩いてから、周遊バスで駅へ戻る。
- 敦賀駅から周遊バスで
- 敦賀駅→(ぐるっと敦賀周遊バス・観光ルート)→赤レンガ倉庫バス停、約11分。運賃は市内均一の200円で、交通系ICカードも使える。便によっては倉庫に寄らないので、市の時刻表で先に確かめておきたい。
- 同じ周遊バスで駅へ
- バスは倉庫から先も周回を続け、そのまま敦賀駅へ戻る。帰りの乗り場を探す必要はない。運行は日中だけで、倉庫に寄る最終便は夕方になる。館内に入る前に時刻を見ておくと安心だ。
どんな場所か
倉庫が建つのは敦賀港の東の端、金ヶ崎の突堤が陸とつながるあたりだ。同じ形の煉瓦倉庫が2棟並び、どちらも平屋で、瓦葺きの切妻屋根を載せている。1棟の大きさは長さ約35m、幅約15m。煉瓦はイギリス積みで、柱型を外側に出して内壁を平らにしてあるのは、荷を積み上げやすくするための工夫だ。この倉庫と煉瓦塀が、そろって国の文化財に登録されている。近代の敦賀港の面影を伝える、数少ない産業遺産のひとつでもある。
おすすめの楽しみ方
館内に入る前に、まず外壁をひと回りしておきたい。そのあとでジオラマ館に入ると、この倉庫が仕えていた港の姿が模型で見えてくる。周遊バスでひとつ手前の金ヶ崎緑地は歩いてすぐなので、あわせて回りやすい。
歴史・背景
倉庫は1905年、ニューヨークに本拠を置くスタンダード石油会社が、石油の貯蔵庫として建てた。設計は外国人の技師による。建てられたのは、港と当時の金ヶ崎駅を結ぶ位置だった。そのころの敦賀は、日本とヨーロッパを結ぶ玄関口でもあった。のちに昆布の貯蔵にも使われ、2009年に倉庫と煉瓦塀が国の登録有形文化財になった。2015年には観光施設として生まれ変わっている。
行く前に
- 現金
- 入館料がかかるのはジオラマ館だけで、金額は公式サイトで確認を。レストラン館は入るだけなら無料。周遊バスは現金と交通系ICカードで払える。
- 行く前に
- 休館は水曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始。ジオラマ館はレストラン館より早い時間に閉まる。
- 別ルート
- 車なら北陸自動車道の敦賀インターから約10分。敷地に駐車場がある。
- 降りたあと
- 赤レンガ倉庫バス停は倉庫のすぐ脇にある。降りれば、もう目の前に煉瓦の建物が並んでいる。