高谷山 霧の海展望台
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広島北・三次No.959★★地図で見る →

高谷山 霧の海展望台

nature穴場——実はすごい

よく晴れた秋から冬の朝、三次の盆地は川霧で満たされ、尾根の線だけが残る。町を見下ろす山の上の展望デッキがその正面にあたり、ライブカメラで出発前に霧の有無を確かめられる。

  1. 起点三次IC(中国自動車道)
  2. 約20分三次ICから車で約20分
  3. 降車三次駅(JR芸備線)
  4. そこから
  5. 高谷山 霧の海展望台

狙い目

ここは地元でよく知られた眺めで、隠れた場所ではない。人が散るのは時間の窓のほうだ。晴れて、風がなく、朝までにぐっと冷え込んだ夜が要る。見えるのは日の出前後で、山へ上がる足は車しかない。眺めを知っている人は多いが、夜明けの光の中でデッキに立っている人は少ない。

場所

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見どころ

馬洗川と三次の市街地そらみみ / CC BY-SA 4.0
  1. 展望デッキ山頂近く、盆地を正面に見下ろす手すり付きの台
  2. 霧の海盆地を覆う平らな白い面と、そこから島のように出る黒い尾根
  3. 川の合流点盆地の底で複数の川が合わさり、一本になって流れ出す地点
  4. 三次の市街地霧の下に沈む町並み。同じデッキから、日が落ちれば灯りの広がりになる
  5. 展望台のライブカメラこの眺めそのものを映す固定カメラ。夜明け前に車を出す前に見ておきたい

実際の行き方

  1. 前日の夜と起きぬけに、展望台のライブカメラを見る。デッキと同じ眺めが映るので、布団の中で中止を決められる。
  2. 広島駅→三次駅(JR芸備線・普通で約1時間50分。快速はより速い)。夜明け前に立つには、三次に前泊するか車で向かうことになる。
  3. 三次駅または三次ICから高谷山へ車で上る(ICからは約20分)。上り坂にかかるあたりから案内が出る。
  4. 山頂近くに車を置き、最後のひと登りでデッキへ。日の出の瞬間ではなく、その前に立っておく。
JR芸備線で三次へ、そこから車
広島駅から三次駅までは、JR芸備線の普通で約1時間50分。快速はこれより速い。三次駅から山へ向かう路線バスはないので、タクシーかレンタカーに乗り換える。高速道路で来るなら中国自動車道の三次ICで降り、そこから山頂まで約20分。
山を下り、三次から広島へ
同じ道を下って三次の市街地へ戻り、JR芸備線で広島駅へ。本数が一日に散らばるローカル線なので、下りてから調べるのではなく、山へ上がる前に乗る列車を決めておくとよい。三次駅前と広島バスセンターを結ぶ高速バスもある。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

高谷山は広島県北部の盆地から標高約490メートルに立ち、山頂近くの展望デッキが町のほうを向いている。眼下では西城川と馬洗川が江の川に合わさる。周囲の山から冷気が下りてきて川面の上にたまり、そこで生まれた霧が盆地をまるごと満たすことがある。デッキから見ると、霧は平らな白い面になり、尾根だけが黒く突き出す。霧というより海と呼ばれるのはそのためだ。道は山頂近くまで続いているので、この眺めには歩いてではなく車で着く。

おすすめの楽しみ方

霧が立つのは9月から3月にかけての早朝で、条件はかなり具体的だ。空が晴れていること、風がほとんどないこと、日中の暖かさと朝の冷え込みの差が大きいこと。前夜と起床時にカメラを確かめ、白み始めるころに間に合うよう上がって、日が霧の面を渡っていくあいだそこにいる。防寒は予報から考えるより一枚多めに。デッキでは立ち止まったままになるからだ。

歴史・背景

三次は川の合わさる場所に育った町で、その合流点にたまる霧は、悪天候ではなく季節の眺めとして扱われてきた。盆地を囲む低い山々は、その霧を見下ろすために人が登る場所になり、いま道が通っているのが高谷山だ。市と地元の観光組織がデッキを維持し、固定カメラで眺めを配信している。かつては暗いうちに登らなければ確かめられなかったものが、手元の画面で確かめられるようになった。

行く前に

現金
展望デッキは改札のない市の眺望地で、隣の駐車スペースも上がってきた人が使える。山の上に売店の類はないので、水と温かい飲み物は持って上がること。三次駅はICカードと現金の両方が使える。タクシーを呼ぶ場合は、支払い方法を予約のときに聞いておくと確実だ。
行く前に
霧がいちばんよく出る朝ほど、上りの道の見通しは悪くなる。盆地を埋めるのと同じ空気が道の上にも乗るからだ。速度を落とし、ライトを点け、地図が示すより長めに時間を見ておく。デッキ自体に照明はない。町の予報から想像するよりかなり冷えることも覚えておきたい。
別ルート
列車を使わないなら、広島バスセンターから三次駅前まで高速バスが走っていて、駅前にタクシーがいる。山陰側からなら松江からのバスでも三次に入れる。どの経路でも、展望台までの最後の区間は車になる。
降りたあと
鉄道の玄関口は三次駅だが、そこから展望台まで歩く道はない。山は盆地をはさんで町の反対側にある。駅でタクシーかレンタカーに乗り換え、市街地を抜けて山道を上る。上りにかかると案内が出てくる。デッキは駐車したところのすぐ先だ。