
岩手・盛岡駅No.999★★★地図で見る →
盛岡冷麺
〜牛骨だしの冷たい麺〜
小麦粉と片栗粉で打つ、透きとおって強く弾む麺。冷たい牛骨のスープにキムチと季節の果物が添う。盛岡が戦後に生んだ一杯で、駅の中がいちばん出会いやすい。
- 起点東京駅
- 約2時間10分東北新幹線・東京から直通
- 降車盛岡駅(JR東北新幹線)
- 徒歩
- 盛岡冷麺
場所
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- 盛岡駅ビル フェザンめんこい横丁など、駅の建物のなかにある飲食のフロア
- マリオス展望室駅西口の高層ビル最上階にある、無料で入れる展望フロア
- 開運橋駅前から北上川を渡す白い鉄橋
- 北上川の川べりの道開運橋から旭橋へ下る小道。川の上に岩手山が立つ
実際の行き方
- 東京駅→盛岡駅(東北新幹線でおよそ2時間10分、乗り換えなし)。
- 駅の建物のなかで、めんこい横丁を含むフェザンの飲食フロアへ。
- 西口へ渡って無料の展望フロアに上がり、東口側へ戻る。
- 駅の外へ出て開運橋へ。北上川を旭橋の方向へ下ると、川の上に岩手山が立つ。
- 東京から東北新幹線
- 東京駅→(東北新幹線でおよそ2時間10分)→盛岡駅。乗り換えはない。盛岡は東北新幹線から秋田新幹線が分かれる駅なので、列車は行き先の違う二本が連結されていることが多い。どの号車がどちらへ行くかはホームの表示に出ている。同じ線を走る停車の多い列車はもう少し時間がかかる。
- 盛岡駅から東京へ戻る
- 南行きも同じホームから出て、所要時間はほぼ変わらない。夕方以降は本数が落ちるので、食べ終えてからではなく席に着く前に発車案内を見ておきたい。この駅はIGRいわて銀河鉄道の起点でもあり、戻らずに北へ在来線で進むならその線に乗る。
どんな場所か
この一杯を決めているのは麺だ。朝鮮半島の冷麺はそば粉を土台にすることが多いが、盛岡のものは小麦粉と片栗粉を練り合わせる。だから麺は透きとおり、そばのやわらかさではなくゴムに近い弾力を持つ。スープは澄んで冷たく、主に牛骨からとる。牛の名を聞いて想像する重さはない。辛さを受け持つのはキムチで、多くの店が辛さの段階を選ばせるか、別の皿で出して自分で足せるようにしている。上にのる果物のひと切れは口直しで、夏はスイカ、季節が進めばりんごや梨になる。初めての人がいちばん覚えて帰るのは、たいていこの一切れだ。
おすすめの楽しみ方
夏の食べ物という顔をしているが、盛岡では一年を通して冷たいまま食べる。だから季節を待つ必要はない。辛さを自分で決めたければ、キムチを別皿でと頼めばいい。頼まなければ、多くの店が辛さの段階を聞いてから合わせてくれる。列車まで30分なら、駅の中の飲食フロアがまさにその時間のためにある。西口の展望フロアに上がるのも、同じ30分の使い方だ。
歴史・背景
冷麺は、朝鮮半島北部から渡ってきた人びととともに盛岡へ来た。1954年、咸興の出身の料理人が市内に小さな食堂を開き、故郷の味を献立にのせる。だが最初はまるで受け入れられず、あの弾力を「ゴムを噛んでいるようだ」と評されたという。行き着いた味は、辛みのない平壌のあっさりした冷麺に、咸興の辛さを重ねたものだった。2000年には公正取引委員会が「盛岡冷麺」を名産・特産として表示することを認め、この頃から盛岡の三つの麺がひとまとめに数えられるようになる。
行く前に
- 現金
- 駅の建物を歩くだけなら費用はかからない。払うのは腰を下ろした店にだけで、値段は各店が入口に出している。西口の展望フロアは無料で入れる。
- 行く前に
- ほとんどが屋内か、屋根まで数分の場所にあるので、天候が計画を変えることは少ない。例外は川べりで、冬は吹きさらしになる。駅のなかの店は営業時間も休みも店ごとに違うため、建物の開館時間がそのまま当てはまるとは考えず、扉の表示を見ておきたい。
- 別ルート
- いわて花巻空港が県内と国内の各都市を結んでおり、盛岡へはバスの便がある。東北のなかからなら東北本線とIGRいわて銀河鉄道がこの駅に停まり、仙台からは高速バスも通っている。
- 降りたあと
- 列車を降りた時点で着いている。飲食のフロアは改札の内側と地下に広がる。西口の高層ビルへ行くなら、東口へ出ずに改札から連絡通路の案内に従うのが早い。