
京都西・花園No.1208★★地図で見る →
妙心寺
京都西・花園にある臨済宗の大本山。ひとつの寺というより小さな町のつくりで、塀と門をもつ塔頭のあいだを通りが抜け、その真ん中を三門・仏殿・法堂が一直線に貫く。
- 起点京都駅
- 約20分JR+徒歩5分
- 降車花園駅(JR嵯峨野線)
- 徒歩
- 妙心寺
狙い目
ここは知る人ぞ知る場所ではなく、京都を代表する大本山のひとつだ。それでも境内が静かなのは、塔頭のほとんどが非公開で、拝観として開かれているのが中心の一堂だけだからだ。
場所
京都のほかの記事 90件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 三門境内でただひとつ朱塗りの建物。中心軸の南端に立つ
- 仏殿軸線の中央に据えられた本堂。本尊は釈迦如来
- 法堂拝観路が通る堂。鏡天井の雲龍図は狩野探幽が8年をかけて描いた
- 浴室(明智風呂)江戸時代の蒸し風呂。明智光秀の菩提を弔うために建てられた
- 塔頭の通り南門と北門を結ぶ塀の道。両側には非公開の塔頭の門が続く
実際の行き方
- 京都駅→花園駅(JR嵯峨野線)。
- 花園駅→妙心寺の南門(徒歩約5分)。
- 南門→三門→仏殿→法堂と中心軸をまっすぐ北へ。拝観券は大方丈の入口で買う。
- 法堂→浴室と塔頭の通りを抜けて北門へ。電車かバスで戻る。
- JR嵯峨野線で花園駅へ
- 京都駅→(JR嵯峨野線)→花園駅、そこから北へ徒歩約5分で南門に着く。法堂の拝観受付は門ではなく、境内に入った大方丈の入口にある。
- 花園駅へ戻るか、北門から出る
- 来た道を花園駅まで戻り、JR嵯峨野線で京都駅へ。北門から出る手もある。京福電鉄北野線の妙心寺駅まで徒歩約3分、JRバスと市バス26系統が停まる「妙心寺北門前」は北門のすぐ外にある。北野線は小さな路線なので、夜まで残るならホームで終電の時刻を確かめておきたい。
どんな場所か
妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山だ。境内には46の塔頭が並び、それぞれが塀と門をもつ独立した寺として建っている。塔頭のあいだには通りが走り、中心軸には三門・仏殿・法堂が南から北へ一直線に据えられている。塔頭の多くは非公開なので、ここで歩くのは建物の中ではなく、塀と門が連なる外側の風景になる。末寺は国内外に3,400ヶ寺余りを数え、この静かな碁盤の目がその大きな宗派の中心にあたる。
おすすめの楽しみ方
法堂の拝観受付は9時にはじまり、チケットの販売は15時30分で終わる。だから法堂は午前のうちに押さえておきたい。境内は平坦で広く、季節ごとに公開される塔頭もいくつかあるので、庭を見たいならその公開に合わせるのがいい。
歴史・背景
花園法皇が自らの離宮を禅寺に改めたのがはじまりで、妙心寺はこの1337年を開創の年としている。寺名は宗峰妙超が「正法山妙心寺」と名づけ、開山には関山慧玄が招かれた。いま境内に立つ三門は1599年、法堂は1657年の建立だ。法堂に伝わる梵鐘には698年の銘があり、年号の確かなものとしては日本最古の梵鐘とされる。
行く前に
- 現金
- 法堂の拝観は有料で、券は境内の大方丈入口で売られる。受付は9時から、販売は15時30分まで。季節公開の塔頭に入る場合は、それぞれ別に拝観料が要る。寺の窓口は現金のみのことも多いので、小銭を用意しておくと安心だ。
- 行く前に
- 日中に歩く場所だ。法堂の券売は午後の早い時間に終わり、塔頭のあいだの通りは日が落ちると明かりがほとんどない。境内は平坦で舗装されているため、雨の日でも歩きにくくはない。
- 別ルート
- 四条河原町からは京都バス62・63・65・66・67系統で「妙心寺前」へ。南門まではすぐだ。阪急西院からは市バス91系統が同じ停留所に着く。
- 降りたあと
- 花園駅から北へ徒歩約5分で妙心寺の南門。そこから中心の参道をまっすぐ進むと三門に出る。