
秋田内陸・阿仁No.1263★★地図で見る →
森吉山の樹氷
冬の森吉山の山頂近くでは、アオモリトドマツが風に固められた氷と雪にすっぽり覆われる。蔵王・八甲田と並ぶ日本三大樹氷のひとつで、ゴンドラと短い歩きでたどり着ける。
- 起点角館駅
- 約1時間30分秋田内陸線+乗合タクシー
- 降車阿仁合駅(秋田内陸線)
- そこから
- 森吉山の樹氷
狙い目
隠れた場所ではない。北秋田市は、日本三大樹氷のひとつとしてこの樹氷を紹介している。手間がかかるのは行き方で、本数の少ないローカル線に乗り、そこから予約制の乗合タクシーでゴンドラへ向かう。
場所
秋田のほかの記事 34件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 阿仁ゴンドラ山麓駅スキー場にあるゴンドラの乗り場
- 阿仁ゴンドラ山の南西斜面を上っていく6人乗りのゴンドラ
- 山頂駅とビジターセンター「ぷらっと」長靴やスノーシューを借りられ、案内人による樹氷教室も開かれる
- 樹氷平ロープで区切られた観賞エリア。氷をまとった木々が立ち並ぶ
実際の行き方
- 角館駅→阿仁合駅(秋田内陸線・約1時間30分)。
- 阿仁合駅→阿仁ゴンドラ山麓駅(事前予約の乗合タクシー・約25分)。
- 山麓駅→山頂駅(阿仁ゴンドラ・約20分)。
- 山頂駅→樹氷平(徒歩約5分)。ロープの内側を歩く。
- 角館駅から秋田内陸線
- 角館駅(秋田新幹線)→(秋田内陸線・約1時間30分)→阿仁合駅→(事前予約の乗合タクシー・約25分)→阿仁ゴンドラ山麓駅。内陸線は本数が少ないので、先に乗る列車を決め、それに合わせて乗合タクシーを予約したい。
- 阿仁合駅へ戻る
- ゴンドラで下り、乗合タクシーかタクシーで阿仁合駅へ。秋田内陸線で角館に戻る。列車の本数が少ないので、乗りたい列車から逆算して動きたい。
どんな場所か
森吉山は秋田県の中央にそびえる標高1,454mの山で、標高1,000mあたりから上はアオモリトドマツの原生林に覆われている。冬になると、北西から吹きつける強い風が過冷却の水滴を運び、葉に触れた瞬間に凍りつかせる。そこへ雪が重なり、木々は少しずつ樹氷、いわゆるスノーモンスターへと姿を変えていく。阿仁ゴンドラは山の南西斜面にあるスキー場から山頂駅まで上がり、樹氷平はそのすぐ先に広がっている。
おすすめの楽しみ方
樹氷の見ごろは1月上旬から3月上旬。ゴンドラで約20分上がり、山頂駅から徒歩約5分で樹氷平に出る。樹氷の姿は寒さと風しだいなので、出かける前にスキー場の情報を確かめておきたい。
歴史・背景
森吉山は噴火の記録が残っていない古い火山で、地元では「秋田山」とも呼ばれてきた。江戸時代の紀行家・菅江真澄もこの山に登り、山人平に住むという巨人の言い伝えなど、土地の話を書きとめている。夏の稜線は高山植物の花畑になり、「花の百名山」にも選ばれた。山とその周辺は、県立自然公園に指定されている。
行く前に
- 現金
- ゴンドラは有料で、料金はシーズンによって改定されてきたため、最新の額はスキー場で確認を。乗合タクシーはウェブで事前に予約する。樹氷の時期は、山頂駅で長靴・スノーシュー・ストックを無料で借りられる。
- 行く前に
- 樹氷ができるのは真冬だけで、天候に左右される。暖かい日や霧、強風のときは痩せていたり見えなかったりすることがあり、悪天候でゴンドラの運行時間が変わったり、運休したりもする。樹氷平ではロープの内側にとどまること。ロープの外へ出る場合は、事前に登山届を出す決まりだ。ゴンドラの運休日は、乗合タクシーを予約できない。
- 別ルート
- 北から向かうなら、JR奥羽本線で鷹ノ巣駅へ出て、秋田内陸線に乗り換えて南へ阿仁合駅まで。乗合タクシーには、鷹ノ巣駅や大館能代空港からスキー場へ直接向かう便もある。
- 降りたあと
- 乗合タクシーは阿仁合駅から出て、約25分で阿仁スキー場のゴンドラ山麓駅に着く。山頂駅から樹氷平までは歩いて約5分。