三春滝桜
実写(ライセンス済み)京浜にけ at Japanese Wikipedia / CC BY-SA 3.0

福島・三春No.1106★★地図で見る →

三春滝桜

nature穴場——実はすごい

三春町の斜面に一本だけ立つベニシダレザクラ。推定樹齢は千年を超え、日本三大桜に数えられる。花の時期をのぞけば、受付も料金もなく、そのまま歩いて近づける。

  1. 起点郡山駅
  2. 約40分JR+バスかタクシー
  3. 降車三春駅(JR磐越東線)
  4. そこから
  5. 三春滝桜

狙い目

日本三大桜の一本で、穴場ではまったくない。花の二、三週間は交通規制が敷かれ、大駐車場が開き、臨時バスまで出て、昼のあいだ斜面は人で埋まる。こちらで選べるのは着く時間と、訪ねる季節のほうだ。花が散って観桜料の徴収が終われば、そこから先は誰でも自由に見に行ける。

場所

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見どころ(歩く順)

三春滝桜Σ64 / CC BY 4.0
  1. 滝桜大駐車場観桜期間だけ開く無料の駐車場。大型バスも入れる
  2. 観桜料の受付開花宣言の翌日から葉桜までの間だけ置かれる入口
  3. 滝桜幹から南へ14.5m枝を伸ばす、一本のベニシダレザクラ
  4. さくらの公園三春ダムのダム湖「さくら湖」に面した公園
  5. 三春ダム資料館臨時バスの立ち寄り先。普段は通れないダムの堤体を渡って行く

実際の行き方

  1. 郡山駅→三春駅(JR磐越東線・観光協会の案内で約13分)。
  2. 三春駅→滝桜大駐車場(観桜期は臨時バス「滝桜号」、それ以外はタクシー)。
  3. 駐車場→観桜料の受付→坂を上がって滝桜の正面へ。
  4. 余裕があれば臨時バスでさくらの公園・三春ダム資料館・三春の里田園生活館を回ってから三春駅へ戻る。
郡山駅からJR磐越東線、そこからバスかタクシー
郡山駅から磐越東線で三春駅へ。観光協会の案内では約13分。三春駅から滝桜大駐車場までは道路で15〜20分ほどで、花の時期は臨時バス「滝桜号」がこの区間を走る。時期を外すとタクシーが現実的で、観光協会は片道2,600〜3,000円を目安として挙げている。
三春駅へ戻る
同じバスかタクシーで三春駅まで戻り、磐越東線で郡山駅へ。本数の多い路線ではないので、発車時刻は滝桜を離れる前に確かめておきたい。春の一部の土日には、郡山〜三春に上下2便ずつの臨時列車が加わる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

滝桜が立つのは公園でも寺の境内でもなく、三春町滝地区の畑と集落にはさまれた斜面だ。エドヒガン系のベニシダレザクラで、三春町は根回りを11.3mと記録している。古い枝には木の支柱があてがわれ、北側よりも南と西へ大きく張り出している。まわりは人が暮らし、作物をつくっている土地なので、町は私有地や畑に立ち入らないよう繰り返し呼びかけている。大駐車場は少し離れた別の場所にあり、開くのは花の時期だけだ。

おすすめの楽しみ方

観桜期の受付は6時に開く。交通規制も人出もまだ動きだす前で、桜の正面に立つならこの最初の一時間がいちばん動きやすい。花が散る頃には観桜料の徴収もライトアップも終わり、そこから先は同じ斜面をいつでも歩ける。夏や秋に来ると花のない滝桜が枝を広げていて、木そのものの大きさがかえってよく分かる。

歴史・背景

1922年(大正11年)、桜としては日本で最初に国の天然記念物に指定された。指定名称は「三春滝ザクラ」。岐阜の根尾谷淡墨ザクラ、山梨の山高神代ザクラとあわせて日本三大桜と呼ばれ、五大桜まで広げると静岡の狩宿の下馬ザクラと埼玉の石戸蒲ザクラが加わる。春の観桜料は町の条例にもとづくもので、集めた分が木の保護と周辺の環境保全に戻る仕組みになっている。

行く前に

現金
春の観桜料は500円で、中学生以下は無料。団体割引はない。徴収されるのは開花宣言の翌日から葉桜までの期間だけで、観桜券はその日のうちなら何度でも入り直せる。駐車料金は無料。ライトアップ期間に走る三春駅発の夜のバスは現金のみ。
行く前に
斜面には屋根も遮るものもなく、天気がそのまま体に来る。滝桜と周辺でのドローンの飛行は、許可なく行えない。大駐車場が開くのは観桜期間だけで、ライトアップも観桜料の徴収が終わる日に一緒に終わる。
別ルート
東京方面からは東北新幹線で郡山まで出て、磐越東線に乗り換えるのが基本。車なら郡山東ICか船引三春ICから入る。滝桜には電話番号がないため、カーナビには公式サイトに載っている住所かマップコードを入れることになる。
降りたあと
三春駅から滝桜までは歩ける距離ではなく、最後は道路の移動になる。観桜期の臨時バスとタクシーは一般車と別のルートを走り、渋滞に並ばずに滝桜大駐車場へ入る。駐車場からは坂を少し上がると桜の正面に出る。