
兵庫・姫路No.1201★★地図で見る →
好古園
姫路藩主の西御屋敷跡を発掘した土地の上に作られた、九つの庭からなる日本庭園。姫路城の隣にありながら城の有料区域の外で、入口も券も別になっている。
- 起点姫路駅(JR山陽本線・山陽新幹線)
- 約15分JR姫路駅から徒歩
- 好古園
狙い目
穴場ではない。日本でも有数の来訪者を集める城のすぐ隣にある。人が減る理由は入口にあって、城の有料区域とは別の門から入るため、数分西へ足を延ばさないまま姫路を離れてしまいやすい。
場所
兵庫のほかの記事 30件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 御屋敷の庭九庭で最大。滝が落ちこむ大池を鯉が泳ぐ池泉回遊の中心
- 渡り廊下と潮音斎水辺に沿って延びる屋根付きの廊下と、その先で池に面する座敷
- 茶の庭と茶室 双樹庵裏千家家元の設計監修による本格的な数寄屋建築が建つ茶庭
- 築山池泉の庭茶の庭から塀ひとつ先。築山と池を組み合わせた一画
- 竹の庭いちばん奥まった竹林と、竹に向かって開く四阿
実際の行き方
- 新大阪→姫路(山陽新幹線・約30分)、または大阪→姫路(JR新快速・約1時間)。
- 姫路駅北口→大手前通りを天守方向へ北上(徒歩約15分)。
- 堀の外周を西へ回り、好古園の門で入園券を買う。
- 順路どおりに九つの庭を歩き、竹の庭で折り返す。
- 姫路駅から大手前通りを北へ
- 姫路は山陽新幹線の停車駅。好古園の交通案内は、新大阪から新幹線で約30分、大阪からJR新快速で約1時間、三宮から約40分としている。姫路駅北口を出たら天守を正面に見ながら大手前通りを北へ、平坦な舗装路を徒歩約15分。堀に突き当たったら西へ回り込む。
- 大手前通りを戻って姫路駅へ
- 来た大手前通りをそのまま南へ戻れば姫路駅に着く。大阪・神戸・岡山方面の列車は日中の本数が多く、帰りの時刻を細かく決めておく必要はない。夜まで市内にいるならホームの発車案内を確認するとよい。新幹線と在来線は同じ駅舎なので乗り換えは屋内で済む。
どんな場所か
姫路公園の西のはずれ、発掘で現れた藩主の西御屋敷跡の上に作られた庭だ。全体は九つの庭からなり、それぞれが発掘で確認された屋敷割の線をなぞり、築地塀で隣と切り離されている。門や渡り廊下、茶室は江戸の意匠で建てられていて、時代劇や大河ドラマの撮影がここで行われるのもそのためだ。いちばん大きな一画は、滝が落ちこむ鯉の池を中心に組まれている。塀が視線を切るので、庭は一望されずに順を追って現れる。
おすすめの楽しみ方
開園は9時、入園は16時30分まで。季節によって閉園時刻が延びることがある。順路を戻らずに歩くのがいちばんで、塀と門が次々に切り替わる並びはそのために組まれている。城を先に見て好古園を後に回すと、静かなほうの半日が水辺に残る。
歴史・背景
整備に先立つ発掘調査で、元和4年(1618年)に本多忠政が造営した西御屋敷や武家屋敷、通路の跡が確認された。庭はその遺構の上に作られ、市制百周年にあたる1992年4月29日に開園している。設計監修は造園学者の中村一。「好古園」の名は、酒井家の藩校「好古堂」に由来し、その好古堂は現在の入口付近に移されていた。
行く前に
- 現金
- 入園料は確認時点で大人400円、18歳未満は無料。姫路城との共通券は2,600円。支払いは好古園の窓口で行う。城の入場券だけでは入れない。
- 行く前に
- 休園日は12月29日と30日。園路は石と砂利で、段差や小さな高低差がある。屋根のある区間は限られるので天候の影響を受けやすい。行事の開催によって開園・閉園の時刻が変わることがある。
- 別ルート
- 姫路駅北口から神姫バスに乗り「姫路城大手門前」で下車すると、好古園は徒歩約5分と案内されている。車なら同じ住所にある大手門駐車場が最寄り。
- 降りたあと
- 姫路駅北口から天守を正面に見て大手前通りを北へ。堀沿いの道を渡って外周を西へ回ると、築地塀に開いた門構えが好古園の入口。城の券売所とは別の場所にある。