刈和野の大綱引き
実写(ライセンス済み)大仙市 / CC BY 4.0

秋田・大仙市刈和野No.1287★★地図で見る →

刈和野の大綱引き

culture穴場——実はすごい

毎年2月10日の夜、秋田県大仙市の刈和野は町を二つに分け、結び合わせた大綱を引き合う。国の重要無形民俗文化財で、引き合いには誰でも加われる。

  1. 起点大曲駅
  2. 約15分JR奥羽本線・普通列車
  3. 降車刈和野駅(JR奥羽本線)
  4. 徒歩
  5. 刈和野の大綱引き

狙い目

地元では誰もが知る行事で、隠れた祭りではない。見落とされがちなのは、見物するだけの祭りではないという点だ。市の案内には、引き合いへの参加は自由とある。また日付が週末に寄せられることなく固定されているため、平日の夜に当たる年も多い。

場所

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見どころ(歩く順)

刈和野大綱展示場掬茶 / CC BY-SA 4.0
  1. 刈和野大綱展示場刈和野駅のすぐ隣にあるガラス張りの展示場。実物大の綱のレプリカを収め、見学は予約制
  2. 大綱交流館大綱を展示する地域の交流館。隣の大綱の里伝承館で綱づくりが行われる
  3. 大町通り引き合いの会場になる町なかの通り。雄綱と雌綱はここで結ばれる
  4. 雄綱と雌綱雄綱は長さ64m、雌綱は約50m。重さはどちらも約10トン

実際の行き方

  1. 大曲駅→刈和野駅(JR奥羽本線・普通で約15分)。
  2. 予約していれば、刈和野駅隣の大綱展示場をのぞく。
  3. 町なかの大町通りへ歩き(約10分)、太鼓と綱合わせを見ながら引き合いを待つ。
  4. 引き合いに加わるか道路の端で見届け、刈和野駅へ戻って大曲駅へ。
大曲駅からJR奥羽本線で
大曲駅からJR奥羽本線の普通列車で刈和野駅へ、約15分。秋田新幹線こまちは刈和野駅に停まらないため、大曲駅で乗り換える。会場の大町通りへは、刈和野駅から歩いて約10分。
刈和野駅から大曲駅へ
刈和野駅まで歩いて戻り、JR奥羽本線で大曲駅へ。引き合いが始まるのは夜遅くなので、帰りの最終列車の時刻は出かける前に確かめておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

刈和野は大仙市の北西部、JR奥羽本線で大曲と秋田のあいだにある町だ。年に一度、この町は上町(二日町)と下町(五日町)の二手に分かれる。通りには雄綱と雌綱の二本の大綱が出され、結び合わされて一本になる。そこへ数千人がとりつき、いっせいに引く。勝敗はその年の占いでもある。上町が勝てば米の値段が上がり、下町が勝てば豊作になると言い伝えられてきた。

おすすめの楽しみ方

当日はまず太鼓が鳴り、日が暮れてから雄綱と雌綱の出し合い、綱合わせへと進む。2026年は21時に引き合いが始まった。市は綱から離れた道路の端での観覧を呼びかけているが、思い切って綱を握る側に回るのもいい。

歴史・背景

綱引きの始まりは室町時代と伝わり、500年以上の歴史をもつ。もとは町の市神に奉納する神事として行われてきたものだ。運営は今も地元が担っており、刈和野大綱引保存会が行事を守り継いでいる。1984年には国の重要無形民俗文化財に指定された。

行く前に

現金
引き合いへの参加は自由で、2026年の市の案内に観覧料の記載はなかった。駅隣の大綱展示場も確認時点で入館料の記載はなく、見学は市への事前予約制。
行く前に
祭りの夜は路面が雪で固められ、非常に滑りやすい。市は、綱の引き手から離れた道路の端で観覧するよう呼びかけている。駅隣の大綱展示場は土日祝日と年末年始が休館。
別ルート
車なら秋田自動車道の西仙北スマートICから約10分。秋田駅側からは、JR奥羽本線を大曲方面へ南下し、刈和野駅で降りる。
降りたあと
大綱展示場は刈和野駅のすぐ隣。引き合いの会場の大町通りへは、駅から町なかへ歩いて約10分。