井の頭恩賜公園
実写(ライセンス済み)ARandomName123 / CC BY-SA 4.0

東京西部・吉祥寺No.864★★地図で見る →

井の頭恩賜公園

nature穴場——実はすごい

吉祥寺の坂下、浅い谷に広がる湧水の池と、そこからはじまる神田川。ボート、島に建つ弁財天、小さな動物園、雑木林の高台が、ひとつの公園のなかに同居している。

  1. 起点新宿駅
  2. 約20分JR・数分おき
  3. 降車吉祥寺駅(JR中央線・京王井の頭線)
  4. 徒歩
  5. 井の頭恩賜公園

狙い目

井の頭は隠れた場所ではない。吉祥寺の誰もが使う公園で、桜の週末には池のふちが人で埋まる。変わるのは方角と時間だ。水辺が混んでいても、御殿山の林や西側は静かなままだし、平日の午前なら池はこちらのものになる。

場所

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見どころ(歩く順)

井の頭池のボートYoshikazu TAKADA / CC BY 2.0
  1. 井の頭池園の中央、低い土地を満たす細長い湧水の池
  2. 七井橋池の真ん中を横切る低い木の橋。水面をいちばんよく見渡せる場所
  3. ボート乗り場池の北岸から出る手漕ぎボートとスワンボート
  4. 井の頭弁財天池の西端の島に建つ朱塗りの堂。水の神をまつる
  5. 井の頭自然文化園西側にある小さな動物園。水辺には分園の水生物園がある

実際の行き方

  1. 新宿駅→吉祥寺駅(JR中央線快速・約15分)。
  2. 吉祥寺駅南口→公園の北端(坂を下って徒歩約5分)。
  3. 井の頭池まで下り、池の中央を渡る七井橋へ。
  4. 岸沿いに西へ進んで弁財天へ。時間があれば動物園まで。
JR中央線・新宿から直通
新宿駅からJR中央線快速で吉祥寺駅へ(約15分)。南口(公園口)を出て、坂を下るように徒歩約5分で公園の北端に着く。池はそこからもう少し奥。快速は日中数分おきに走っている。
吉祥寺駅から戻る
坂を上がって吉祥寺駅へ戻り、JR中央線で新宿・東京方面へ。夜遅くまで本数は多い。同じ駅ビルから京王井の頭線も出ているので、渋谷方面へ抜けるもうひとつの道も使える。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

井の頭恩賜公園は、東京の西のはずれ、吉祥寺から坂を下りたところの浅い谷に広がっている。中心にあるのは細長い湧水の池で、その南東の端から神田川が流れ出し、都心へ向かって東へ下っていく。園内は平らではない。池は低いところにあり、その上に御殿山の雑木林が高台をつくり、西側には運動場と動物園が入っている。整えられた庭園ではなく、暮らしのなかの公園だ。だから園路を使っているのは、走る人、演奏する人、そしてただ外に出てきた人たちである。

おすすめの楽しみ方

平日の午前、池はサギと漕ぎ手と犬の散歩のものだ。週末の午後になると、七井橋はゆっくり進む行列になる。水面が静かならボートに乗るといい。島の弁財天を水の上から見上げる角度は、園路からは手に入らない。桜の時期は見事だが、混み方も見事だ。人の少なさまで含めるなら、紅葉の時期のほうが分がある。

歴史・背景

開園は1917年(大正6年)。皇室から下賜された土地に開かれたことが、名前の「恩賜」に残っている。当時この場所はまだ市街地の外にあり、郊外の公園と説明されていた。住宅地のほうが後から追いついてきたのだ。池の湧水はそれよりずっと前から重要で、江戸へきれいな水を送る水源だった。島の弁財天は、その古い信仰の名残でもある。西側の動物園が加わるのは、開園から数十年のちのことだ。

行く前に

現金
公園は24時間開いていて入園は無料。池のボートと園内の動物園はそれぞれ別料金で、どちらも日中のみ。
行く前に
水辺の園路は暗くなると照明のない区間がある。ボート乗り場は閉園よりずっと早くしまう。桜の時期は池のふちがまるごと人で埋まり、一年でいちばん混む二週間になる。
別ルート
渋谷方面からは京王井の頭線で吉祥寺へ。ひとつ手前の井の頭公園駅で降りれば、改札のすぐ外が公園の入口だ。
降りたあと
吉祥寺駅の南口を出て、正面の商店街をまっすぐ進む。五分ほどで地面が下がりはじめ、その下に公園が開ける。