
神奈川・鎌倉No.1244★★地図で見る →
小町通り
〜鎌倉駅から八幡宮への商店街〜
鎌倉駅の東口を出てすぐ、鶴岡八幡宮の手前まで続く、市内でいちばん人の多い商店街。南の入口には朱塗りの鳥居が立ち、掲げられた扁額には「八幡宮近道」とある。
- 起点東京駅
- 約60分JR・江ノ電/東口を出てすぐ
- 降車鎌倉駅(JR横須賀線)
- 徒歩
- 小町通り
狙い目
ここは鎌倉でいちばん混む通りであって、静かな穴場ではない。何時に来ても空きはしない。選べるのは時間ではなく向きのほうだ。人の流れに乗って北へ歩き、帰りは広い若宮大路を下れば、同じ人波に逆らって戻る区間がなくなる。鎌倉市が土日祝の交通規制場所として真っ先にこの通りを挙げること自体が、混みぐあいの正確な目安になっている。
場所
神奈川のほかの記事 43件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 小町通りの大鳥居駅側の入口に立つ朱塗りの鳥居。扁額は「八幡宮近道」
- 東へ抜ける横道一本東の若宮大路につながる短い脇道。人が詰まったときの逃げ道
- 小町通りの中ほど商店が最も密に並ぶ区間。品物が路上まで張り出す
- 横大路の交差点通りの北の端。鶴岡八幡宮の境内南西角にあたる
- 若宮大路と段葛並行する広い参道と、桜並木の一段高い歩道。帰り道に使う
実際の行き方
- 鎌倉駅の東口を出て、駅前の道を渡る。朱塗りの鳥居の下にある青い規制標識に目を通してから通りへ入る。
- 小町通りを北へ歩く。人が詰まってきたら東側の短い横道に入る。どれも一本東の若宮大路に出る。
- 北端の横大路の交差点まで来たら、そこが鶴岡八幡宮の境内南西角にあたる。境内へはここから入る。
- 帰りは小町通りを引き返さず、若宮大路の段葛を下って駅へ戻る。
- 東京駅からJR横須賀線
- 東京駅からJR横須賀線でおよそ1時間、乗り換えなしで鎌倉駅に着く。日中の本数も多い。新宿方面からは湘南新宿ラインが同じ鎌倉駅に停まる。改札を出たら東口へ。駅前の道の向こうに朱塗りの鳥居が見える。
- 帰りも同じ鎌倉駅から
- 帰りは着いたときと同じホームから乗る。夜まで食事をするなら、先に駅の終電案内を見ておきたい。同じ駅に乗り入れる江ノ島電鉄は別の時刻で動いている。
どんな場所か
小町通りは鎌倉駅の東側から北へ延び、鶴岡八幡宮の境内南西角、横大路との交差点で終わる。一本東を走る若宮大路とはほぼ平行で、駅から八幡宮までずっと並んでいる。道の両側には老舗の菓子屋、土産物屋、工芸の店、小さな食べ物屋が肩を寄せ合い、商品は路上まで張り出す。道幅は狭く、車は北向きの一方通行で入ってくるうえ、歩道と車道が分かれていない。鎌倉市は土日祝に車両の進入を規制する市内の主な場所として、この通りの名を挙げている。
おすすめの楽しみ方
歩き出す前に、鳥居の下の青い標識を見ておきたい。車を締め出す曜日と時間帯が書かれていて、その時間帯がいちばん歩きやすい。北端の横大路まで抜けたら同じ道を戻らず、若宮大路へ回って段葛を下る。売られているものの多くは立ったまま食べる前提なので、片手は空けておく。
歴史・背景
鉄道が通る前、この道筋は「瀬戸耕地」と呼ばれる農道だった。明治22年(1889年)に横須賀線の鎌倉駅が開業すると町の重心が駅側へ移り、農道沿いに店が集まりはじめる。大正12年(1923年)の関東大震災では駅寄りに建っていた商家が倒れ、店を失った商人たちがこの通りへ移って商売を建て直した。のちに組織された商店会が、今も通りの名を冠して続いている。
行く前に
- 現金
- 通りそのものは公道で、歩くのに料金も入口の改札もない。支払い方法は店ごとに違い、小さな店では現金しか使えないこともあるので、少し持っておくと困らない。
- 行く前に
- 公道なので通り自体に閉門時間はないが、店はそれぞれの定休日と営業時間で動いている。規制時間帯を外れると車が北向きに入ってくるため、道の真ん中は歩道ではないと考えておく。
- 別ルート
- 江ノ島電鉄も同じ鎌倉駅に乗り入れているので、長谷・江ノ島側からは乗り換えなしで来られる。八幡宮を先に見たいなら、北端の横大路の交差点から入って南へ下る。同じ一周を逆回りにするだけだ。
- 降りたあと
- 鎌倉駅では東口を使う。駅前のロータリーと前面道路を渡ると、通りの入口に立つ朱塗りの鳥居がすぐ目に入る。