日光山輪王寺と大猷院
実写(ライセンス済み)Joli Rumi / CC BY-SA 4.0

栃木・日光山内No.1043★★★地図で見る →

日光山輪王寺と大猷院

〜家光の廟所と日光の本堂〜

history王道を、いちばんいい形で

世界遺産・日光山内の寺のほう。東の入口寄りに巨大な木造の本堂があり、西の杉木立の奥には三代将軍のための黒と金の廟がある。離れた二か所を、一枚の券で通して歩ける。

  1. 起点浅草駅
  2. 約2時間15分特急+世界遺産めぐりバス
  3. 降車勝道上人像前バス停(世界遺産めぐりバス)
  4. そこから
  5. 日光山輪王寺と大猷院

場所

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見どころ(歩く順)

大猷院・皇嘉門DXR / CC BY-SA 3.0
  1. 三仏堂(本堂)石積みの基壇の上に立つ、朱塗り二層の大堂
  2. 二天門大猷院の石段の途中に構える、二階建ての門
  3. 石灯籠杉の下に苔むして並ぶ、境内315基の灯籠
  4. 拝殿・相の間・本殿黒漆と金でまとめられた、廟の中心をなす三棟
  5. 皇嘉門境内のいちばん奥を閉じる白壁の門。竜宮城になぞらえられる

実際の行き方

  1. 浅草駅→東武日光駅(東武日光線・特急)。
  2. 東武日光駅→勝道上人像前(世界遺産めぐりバスW系統・約9分)。
  3. 三仏堂を見てから、山内の道を東照宮の前を通って西へ歩き、大猷院へ。
  4. 大猷院→「大猷院・二荒山神社前」からバスで駅へ戻る。
浅草から東武特急、そこからバス
浅草駅→(東武日光線・特急)→東武日光駅。駅前から世界遺産めぐりバス(W系統)に乗り、約9分の「勝道上人像前」で降りる。特急を使わず普通・快速で行くこともでき、運賃は下がるが時間はかかる。
東武日光駅へ戻る
同じ世界遺産めぐりバスで東武日光駅かJR日光駅へ戻る。夕方以降はバスの本数が落ち、山内も暗くなる前に閉まる。西へ歩き出す前に帰りの時刻を見ておきたい。
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どんな場所か

輪王寺は日光の山に名を与えた天台の寺で、山内の東西の端をそれぞれ押さえている。東の入口寄りに立つのが本堂の三仏堂。寺も市も「日光山でいちばん大きな木造の建物」と説明する堂で、中には日光三山を表す三体の金色の仏——千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音——が並ぶ。ここから参道を西へ進み、東照宮と二荒山神社を過ぎると、道は杉の斜面を上りはじめる。その先にあるのが大猷院だ。隣の白と朱のまばゆさとは対照的に、黒漆と金でまとめられている。

おすすめの楽しみ方

開門は8時。券は三仏堂から大猷院へ、一方向に使うのが歩きやすい。戻らずに西へ抜けられる。受付は閉門の30分前に締まり、西の端の石段は見た目より時間を食う。午後遅くに着いたなら、順番を逆にして先に西へ向かうほうがいい。

歴史・背景

日光の開山は766年、勝道上人がこの山に最初の堂を建てたことに始まると伝わる。輪王寺はやがて天台の大寺となり、長く皇族出身の門跡が住持を務めた。徳川が家康を祀る地に日光を選んだことで、山内はもう一度力を得る。大猷院が建てられたのは1653年。家康の孫にあたる家光が「死後も祖父に仕えたい」と望み、その遺志を四代家綱が形にしたものだ。本殿・相の間・拝殿は国宝に指定されている。

行く前に

現金
三仏堂と大猷院の両方に入れる輪王寺券は、確認時点で大人900円。単独券はそれぞれ400円と550円で別売りだった。窓口は有人なので現金を持っておくとよい。日光エリアのバスには東武のフリー券があり、何度も乗るなら駅で聞いてみるといい。
行く前に
閉門は季節で動く。4月から10月は17時、11月から3月は16時。日光は本格的に雪の降る土地で、冬は廟所へ上る石段が凍る。
別ルート
東京からはJRでも行ける。東北新幹線で宇都宮に出てJR日光線に乗り換えれば、東武日光駅から数分のJR日光駅に着く。バスはどちらの駅にも停まる。
降りたあと
「勝道上人像前」で降りると、三仏堂は道のすぐ上にある。大猷院へはバスを「大猷院・二荒山神社前」まで乗り継ぐか、山内の道を東照宮の前を通って西へ歩く。