
京都南・八幡No.1199★★地図で見る →
石清水八幡宮
京都府の南端・八幡市、男山の尾根に鎮座する古社。門が開くのはケーブルの始発よりずっと早く、夜明けのあとの時間は、表参道を歩いて上がる人のものになる。
- 起点京都駅
- 約45分京阪+参道ケーブル
- 降車石清水八幡宮駅(京阪本線)
- そこから
- 石清水八幡宮
狙い目
由緒の深い大社であって、隠れた場所ではない。ただ京都市街の観光ルートからは外れた別の市にあり、川を渡った先にあるぶん、市内の社寺より人の密度は低い。ケーブルで往復して尾根だけ見て帰る人も多いが、境内の半分は山麓にある。
場所
京都のほかの記事 90件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 一ノ鳥居と頓宮表参道の入口に立つ鳥居と、年に一度の石清水祭で使われる山麓の社殿
- 高良神社『徒然草』の法師が本宮と取りちがえた、山麓の古社
- 南総門石畳の参道が尾根に達し、本社の正面へ向きを変えるところに立つ門
- 楼門と御本殿朱塗りの楼門と、その奥に続く八幡造の本殿。本社の中心にあたる
- 男山山上の展望台北西に天王山、北東に比叡山までを見晴らす開けた場所
実際の行き方
- 京都駅→石清水八幡宮駅(東福寺でJRから、または丹波橋で近鉄から京阪本線に乗り換え)。
- 石清水八幡宮駅→一ノ鳥居と山麓の下院(駅前からすぐ)。
- 山麓→山上(参道ケーブルでケーブル八幡宮山上駅へ、または表参道の石畳を歩く)。
- ケーブル八幡宮山上駅→本社(徒歩約5分)。
- 京都駅から京阪で八幡へ
- 京都駅からはJR奈良線で東福寺、または近鉄で丹波橋に出て、京阪本線に乗り換えて石清水八幡宮駅へ。駅から先は参道ケーブルか徒歩で山上へ上がる。乗り換えを含めて一時間弱を見ておくとよい。京阪は日中の本数が多く、時刻表を細かく調べる必要はない。
- 石清水八幡宮駅から戻る
- ケーブルか表参道で山麓まで下り、京阪本線で北へ。東福寺でJRに、丹波橋で近鉄に乗り換えれば京都駅に戻れる。ケーブルは夕方で終わるので、日が傾いてからも尾根にいるなら、歩いて下りる前提で動くとよい。
どんな場所か
石清水八幡宮は、京都府の南端・八幡市の男山の尾根に鎮座する。男山は、木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川になる地点のきわに立ち、川をはさんで天王山と向かいあう。京と難波を結ぶ道の要にあたる位置だ。本社の建造物十棟が国宝に、境内全体が国の史跡に指定されている。境内は山麓の下院と尾根の上の上院に分かれ、そのあいだを参道ケーブルと石畳の表参道が結んでいる。
おすすめの楽しみ方
開門は午前六時、閉門は午後六時。参道ケーブルが動きだすのはそれより遅いので、早い時間に来た日は表参道を歩いて上がり、帰りにケーブルで下るとよい。山麓と尾根の両方を一度で見られる。九時を過ぎれば授与所も開き、どちらの向きからでも回れる。男山は春の桜と秋の紅葉でも知られる。
歴史・背景
創建は貞観元年(859年)。大安寺の僧・行教が、九州・宇佐で八幡大神の託宣を受け、男山の峯に御神霊を奉安したのが始まりとされる。都の裏鬼門にあたることから王城鎮護の社とされ、伊勢神宮とともに二所宗廟と仰がれてきた。いま建つ社殿は寛永十一年(1634年)に三代将軍徳川家光が造替したもので、現存する八幡造の本殿としては最古かつ最大規模にあたる。平成二十八年(2016年)には本社の社殿が国宝に指定された。
行く前に
- 現金
- 参道ケーブルは京阪が運行する別料金の乗り物で、運賃は京阪の時刻表ページに示されている。京阪の電車はICOCAやSuicaなどのICカードが使える。当宮の駐車場は一日あたりの上限額が公式のアクセスページに出ている。
- 行く前に
- 尾根は風が抜け、石畳の参道は場所によって段差が大きい。参道ケーブルは点検のため終日運休する日があり、当宮の最新情報ページで告知される。歩いて上がるのが難しい人は、出かける前に確かめておきたい。開閉門の時間は正月期間に変わる。
- 別ルート
- 大阪方面からは、京阪本線の淀屋橋または京橋から乗り換えなしで石清水八幡宮駅まで来られる。
- 降りたあと
- 石清水八幡宮駅を出ると、ロータリーの正面に当宮の一ノ鳥居が立つ。ケーブルの八幡宮口駅はそのそばにあり、歩いて上がる表参道は鳥居をくぐって山麓の下院を抜けていく。